| 2012年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科
 
 数値計算法(Numerical Method)[4382] 2単位
 長嶋 祐二 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
 
 
 
<授業のねらい及び具体的な達成目標>
  この授業では微分積分と線形計算の知識を基に,工学的な問題を計算機により数値を求める数値計算法のさまざまな公式の導出,その基礎となる考え方,使用方法などの基礎知識について学習します.
<授業計画及び準備学習>
  1. 数値計算法の目的と概要,浮動少数点数2. 数値計算の誤差と絶対誤差,相対誤差,誤差伝播
 3. 主な差分公式の導出
 4. 差分方程式の解法
 5. 数値微分法
 6. ラグランジュの補間法
 7. ルンゲの現象とスライン関数による補間法
 8. 直交多項式と最小二乗近似
 9. 最小二乗近似による超越関数の展開
 10. 離散的データの最小二乗近似
 11. ニュートン・コーツ型積分公式
 12.連立1次方程式の解法(ヤコビ法)
 13.連立1次方程式の解法(ザイデル法)
 14.非線形方程式の解法
 15. 定期試験
 
<成績評価方法及び水準>
  試験
<教科書>
  「数値計算法」長嶋秀世著(朝倉書店)
<参考書>
  特になし
<オフィスアワー>
  授業終了後,適宜.
<学生へのメッセージ>
  数値計算法は解析学の基礎学力を必要とします.予習,復習を必ず行ってください。わからないことは授業中に質問するようにしてください.
   
 
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