| 2012年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科
 
 知識工学(Knowledge Engineering)[4176] 2単位
 北山 大輔 助教
 
 
 
<授業のねらい及び具体的な達成目標>
  現在,さまざまな場面で人工知能の技術が使われています.知識工学では,どのような考えでどのような技術が開発されたのかを学び,人間の知識をコンピュータで実現する方法を身につける事を目的とします.具体的な達成目標は,探索,論理,オントロジ,機械学習のような基礎的な技術を理解することです.
<授業計画及び準備学習>
  事前に各回のタイトルになっているキーワードについてWebなどを用い予備知識を得ておくこと.
 1.イントロダクション
 2.問題解決
 3.系統的探索法と発見的探索法
 4.問題分割法とゲーム探索
 5.記号論理
 6.意味ネットワークとオントロジー
 7.フレーム理論とオブジェクト指向
 8.プロダクションシステム
 9.知識の不確実性の取り扱い(ファジィ理論,ベイズ理論)
 10.機械学習
 11.ニューラルネットワーク
 12.遺伝的アルゴリズム
 13.エージェント
 14.自然言語処理
 15.総合復習と成果確認
 
<成績評価方法及び水準>
  確認課題を毎週提出してもらいます.評価は確認課題と定期試験によって行います.確認課題40点,定期試験60点で,合計60点以上で合格とします.なお,講義中の質問により最大15点の加点をし成績に加えます.
<教科書>
  毎回資料を配布し,それに従って講義を進める.
<参考書>
  小林一郎「人工知能の基礎」サイエンス社
<オフィスアワー>
  授業時間以外は随時。必要な場合はメールにてアポイントをとること。
<学生へのメッセージ>
  この講義では,質問を積極的にする事を推奨します.疑問を感じる部分はその回の中で解決し,1つずつ知識を積み上げてください.
   
 
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