2012年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科
○プログラミング基礎演習(Exercises in Computer Programming)[1561]
1単位 倉林 有 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
C 言語で、条件分岐と繰り返し制御を利用し、ごく簡単な計算や処理をコンピュータに行わせるプログラムを、各自で書けるようになるよう、授業を行う。
- <授業計画及び準備学習>
本科目では、教科書のCHAPTER 17 まで学習する予定である。
また以下は、15. の期末試験を除き、学ぶ内容の順番を示していて、必ずしも授業回数に一致しないことに注意すること。[] 内に教科書の章を示すので、予習に役立ててほしい。
1. プログラミングからプログラムの実行まで [CHAPTER 1 〜 3] 2. printf 関数: 画面に任意の文字を表示する [CHAPTER 4] 3. 変数: 値の入れ物、その使い方 [CHAPTER 5] 4. 型: データの種類 [CHAPTER 6] 5. 配列: 同じ種類のデータを一まとめに扱う [CHAPTER 7] 6. 文字列: 文字の連なりと、その扱い方 [CHAPTER 8] 7. 演算子: 処理のための記号 [CHAPTER 9] 8. 演算子の優先順位と結合規則: 足算と掛算、どちらが先? [CHAPTER 10] 9. 配列の次元: x 軸だけじゃ、不便だよね? [CHAPTER 11] 10. 条件判断による分岐 [CHAPTER 12] 11. 高度な条件判断 [CHAPTER 13] 12. while: 繰返し方 (1) [CHAPTER 14] 13. for: 繰返し方 (2) [CHAPTER 15] 14. その他の繰返しと分岐の方法 [CHAPTER 16, 17] 15. 期末試験期間
- <成績評価方法及び水準>
提出課題 (100%)。
- <教科書>
山田 和夫, "基礎からのC," ソフトバンククリエイティブ株式会社, 東京, 2008.
- <参考書>
柴田 望洋, "新版 明解C言語 入門編," ソフトバンククリエイティブ株式会社, 東京, 2004.
3, Samuel P. Harbison 他, "S・P・ハービソン3世とG・L・スティール・ジュニアのCリファレンスマニュアル," 株式会社エスアイビー・アクセス, 東京, 2008.
- <オフィスアワー>
非常勤のため、基本的に授業前後、もしくは、メールでの対応となる。
- <学生へのメッセージ>
以下をよく読んでおくこと。
本科目は、講義と演習の 2 こまで 1 つの内容となる。従って、どちらか一方にのみ参加することは構わないが、自助努力がかなり要求されるために、合格が難しくなることを認識しておくこと。なお、1 こまの履修登録でも 2 こま参加してよいし、それが望ましい。
また、各自には以下の行動を求める。
● 授業には必ず教科書を持参すること。 ● このシラバスを参考に、なるべく予習を行うこと。 ● 授業中に分からないことがあれば、質問して解決すること。
授業中、分からないにもかかわらず質問しない者は、合格が特に難しくなる。
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