2012年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科

プログラミング基礎演習(Exercises in Computer Programming)[1561]

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1単位
倉林 有 非常勤講師

最終更新日 : 2012/12/14

<授業のねらい及び具体的な達成目標>

 C 言語で、条件分岐と繰り返し制御を利用し、ごく簡単な計算や処理をコンピュータに行わせるプログラムを、各自で書けるようになるよう、授業を行う。

<授業計画及び準備学習>

 本科目では、教科書のCHAPTER 17 まで学習する予定である。

 また以下は、15. の期末試験を除き、学ぶ内容の順番を示していて、必ずしも授業回数に一致しないことに注意すること。[] 内に教科書の章を示すので、予習に役立ててほしい。

1. プログラミングからプログラムの実行まで [CHAPTER 1 〜 3]
2. printf 関数: 画面に任意の文字を表示する [CHAPTER 4]
3. 変数: 値の入れ物、その使い方 [CHAPTER 5]
4. 型: データの種類 [CHAPTER 6]
5. 配列: 同じ種類のデータを一まとめに扱う [CHAPTER 7]
6. 文字列: 文字の連なりと、その扱い方 [CHAPTER 8]
7. 演算子: 処理のための記号 [CHAPTER 9]
8. 演算子の優先順位と結合規則: 足算と掛算、どちらが先? [CHAPTER 10]
9. 配列の次元: x 軸だけじゃ、不便だよね? [CHAPTER 11]
10. 条件判断による分岐 [CHAPTER 12]
11. 高度な条件判断 [CHAPTER 13]
12. while: 繰返し方 (1) [CHAPTER 14]
13. for: 繰返し方 (2) [CHAPTER 15]
14. その他の繰返しと分岐の方法 [CHAPTER 16, 17]
15. 期末試験期間

<成績評価方法及び水準>

 提出課題 (100%)。

<教科書>

山田 和夫, "基礎からのC," ソフトバンククリエイティブ株式会社, 東京, 2008.

<参考書>

柴田 望洋, "新版 明解C言語 入門編," ソフトバンククリエイティブ株式会社, 東京, 2004.

3, Samuel P. Harbison 他, "S・P・ハービソン3世とG・L・スティール・ジュニアのCリファレンスマニュアル," 株式会社エスアイビー・アクセス, 東京, 2008.

<オフィスアワー>

 非常勤のため、基本的に授業前後、もしくは、メールでの対応となる。

<学生へのメッセージ>

 以下をよく読んでおくこと。

 本科目は、講義と演習の 2 こまで 1 つの内容となる。従って、どちらか一方にのみ参加することは構わないが、自助努力がかなり要求されるために、合格が難しくなることを認識しておくこと。なお、1 こまの履修登録でも 2 こま参加してよいし、それが望ましい。

 また、各自には以下の行動を求める。

● 授業には必ず教科書を持参すること。
● このシラバスを参考に、なるべく予習を行うこと。
● 授業中に分からないことがあれば、質問して解決すること。

 授業中、分からないにもかかわらず質問しない者は、合格が特に難しくなる。

 

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