2012年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科
○C−プログラミング(C Programming)[1478]
2単位 倉林 有 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
C 言語により、自分が必要とする計算や処理をコンピュータに行わせるプログラムを、自身で書けるようになるよう、授業を行う。
- <授業計画及び準備学習>
本授業を受ける前までに、指定教科書の少なくとも CHAPTER 17 までの内容について十分に目を通し、かつ理解しておくこと。それを前提に、CHAPTER 18 から授業を行う。
また以下は、15. の期末試験を除き、学ぶ内容の順番を示していて、必ずしも授業回数に一致しないことに注意すること。[] 内に教科書の章を示すので、予習に役立ててほしい。
1. 文字列と文字を操る [CHAPTER 18] 2. 数学関数、時間の取得 [CHAPTER 18] 3. ファイルの読み書き [CHAPTER 19] 4. その他のファイル操作、既定の入出力装置 [CHAPTER 19] 5. コマンドライン引数: プログラムの外部から内部へ情報を渡す [CHAPTER 20] 6. 関数の作成: 処理のまとまりに名前を付け、利用する [CHAPTER 21] 7. スコープ: 名前が付けられたものの有効範囲 [CHAPTER 22] 8. プログラムを複数ファイルに分けた場合 [CHAPTER 22] 9. ポインタ: アドレスの入れ物 [CHAPTER 25] 10. ポインタを使いこなす [CHAPTER 26] 11. 配列とポインタの関係 [CHAPTER 26] 12. 構造体: 異なる種類の変数をまとめて扱う [CHAPTER 23] 13. 構造体の利用 [CHAPTER 24] 14. いろいろなポインタ [CHAPTER 27] 15. 期末試験
- <成績評価方法及び水準>
期末試験 (60%)、提出課題 (40%)。
- <教科書>
山田 和夫, "基礎からのC," ソフトバンククリエイティブ株式会社, 東京, 2008.
- <参考書>
以下の「明解C言語」は、ポインタの学習によい。
柴田 望洋, "新版 明解C言語 入門編," ソフトバンククリエイティブ株式会社, 東京, 2004.
3, Samuel P. Harbison 他, "S・P・ハービソン3世とG・L・スティール・ジュニアのCリファレンスマニュアル," 株式会社エスアイビー・アクセス, 東京, 2008.
- <オフィスアワー>
非常勤のため、基本的に授業前後、もしくは、メールでの対応となる。
- <学生へのメッセージ>
以下をよく読んでおくこと。
本科目は、講義と演習の 2 こまで 1 つの内容となる。従って、どちらか一方にのみ参加することは構わないが、主に自助努力がかなり要求されるために、合格が難しくなることを認識しておくこと。なお、1 こまの履修登録でも 2 こま参加してよいし、それが望ましい。
また、各自には以下の行動を求める。
● 授業には必ず教科書を持参すること。 ● このシラバスを参考に、なるべく予習を行うこと。 ● 授業中に分からないことがあれば、質問して解決すること。
授業中、分からないにもかかわらず質問しない者は、合格が特に難しくなる。
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