| 2012年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科
 
 電気回路演習(Exercises in Electric Circuit Theory)[5512] 1単位
 溜渕 一博 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
 
 
 
<授業のねらい及び具体的な達成目標>
   電気回路の講義に沿った基本的かつ具体的な演習問題を解くと共に、討論を重要視しながら講義では不十分であった問題の理解とその解法の実際的手法を習得する。
<授業計画及び準備学習>
  1.理想回路素子の定義。受動符号規約とオームの法則。準備学習:教科書1.1から1.7までと5章を精読し理解できない部分をノートしておく。
 2.キルヒホッフの電流則と電圧則。
 準備学習:教科書1.8から1.11までを精読し理解できない部分をノートしておく。
 3.節点電位法と網目電流法。
 準備学習:教科書2章を精読し理解できない部分をノートしておく。
 4.正弦波定常状態解析。
 準備学習:教科書7章7.1と7.2を精読し理解できない部分をノートしておく。
 5.フェーザと複素電源。
 準備学習:教科書7章7.3を精読し理解できない部分をノートしておく。
 6.インピーダンスの意味。交流電圧と交流電流の位相関係。
 準備学習:教科書7章7.4から7章終わりまでを精読し理解できない部分をノートしておく。
 7.テブナン、ノートン等価回路。最大電力の伝達、重ね合わせの理。
 準備学習:教科書3章を精読し理解できない部分をノートしておく。
 8.正弦波定常状態における電力の計算。瞬時電力の計算。
 準備学習:教科書8章8.1から8.3までを精読し理解できない部分をノートしておく。
 9.正弦波定常状態における電力の計算。複素電力を用いた有効電力、無効電力、力率の計算(1)。
 準備学習:教科書8章8.4から8章終わりまでを精読し理解できない部分をノートしておく。
 10.正弦波定常状態における電力の計算。複素電力を用いた有効電力、無効電力、力率の計算(2)。
 準備学習:教科書8章8.4と8.5を復習しておく。
 11.相互インダクタンスを含む回路。
 準備学習:教科書9章を復習しておく。電気回路を履修していない学生は教科書9章を精読し理解できない部分をノートしておく。
 12.並列共振回路の共振周波数の計算。
 準備学習:教科書10章10.1から10.3までを復習しておく。電気回路を履修していない学生は教科書10章10.1から10.3までを精読し理解できない部分をノートしておく。
 13.直列共振回路の共振周波数の計算。リアクタンス素子と抵抗の直列接続回路と並列接続回路の相互変換。
 準備学習:教科書10章10.4から10章終わりまでを復習しておく。電気回路を履修していない学生は教科書10章10.4から10章終わりまでを精読し理解できない部分をノートしておく。
 14.回路のポートの概念。2−ポート回路(4端子回路)の行列表現。
 準備学習:教科書11章を復習しておく。電気回路を履修していない学生は教科書11章を精読し理解できない部分をノートしておく。
 15.学習成果の確認(試験)
 
<成績評価方法及び水準>
  試験、出席、レポート、授業への参加度の総合評価。
<参考書>
  「電気回路」椎塚久雄著(コロナ社)「工学を学ぶ人のための回路解析(上、下)」荒川他共訳(マグロウヒルブック)
 
<オフィスアワー>
  前期 金曜日 15:00〜17:00 新宿 A-1511後期 火曜日 15:00〜16:00 新宿 A-1511
 
   
 
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