| 2012年度工学院大学 グローバルエンジニアリング学部機械創造工学科
 
 ○線形代数学I(Linear Algebra I)[2378] 2単位
 熊ノ郷 直人 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
 
 
 
<授業のねらい及び具体的な達成目標>
  工学の専門理論を学ぶ上で基礎となる行列と行列式の理論について学ぶ。連立一次方程式を解けるようになること、逆行列を求めることができるようになること、行列式の計算ができるようになることが目標である。(JABEE学習・教育目標)
 「国際工学プログラム」
 (C)基礎工学・専門工学知識の習得:◎
 JABEE基準1の(1)の知識・能力:(c):◎
 (前提となる基礎知識と習得後の展開)
 高等学校で習った数学の知識を前提とします。
 習得後は、線形代数学II,さらに工学全般で使用される線形代数学の基礎となります。
 
<授業計画及び準備学習>
  1.行列の定義,ベクトル準備学習:高校数学のベクトルや行列を復習しておくこと。
 2.行列の演算
 準備学習:行列の定義(第1回)を復習しておくこと。
 3.区分け
 準備学習:行列の演算(第2回)を復習しておくこと。
 4.行列と連立一次方程式
 準備学習;行列の演算(第2回)を復習しておくこと。
 5.基本変形
 準備学習:連立一次方程式(第4回)を復習しておくこと。
 6.基本変形による逆行列の解法
 準備学習:基本変形(第5回)を復習しておくこと。
 7.基本変形による連立一次方程式の解法
 準備学習:基本変形(第5回)を復習しておくこと。
 8.置換
 準備学習:高校数学の逆行列について復習しておくこと。
 9.行列式の定義
 準備学習:置換(第8回)を復習しておくこと。
 10.基本変形と行列式
 準備学習:基本変形(第5回)と行列式の定義(第9回)を復習しておくこと。
 11.行列式の性質
 準備学習:基本変形と行列式(第10回)を復習しておくこと。
 12.行列式の計算
 準備学習:行列式の性質(第11回)を復習しておくこと。
 13.行列式と逆行列
 準備学習:逆行列、行列式を復習しておくこと。
 14.行列式と連立一次方程式
 準備学習:逆行列、連立一次方程式を復習しておくこと。
 15.学習成果の確認(試験)
 準備学習:前回までの総復習を行うこと。
 
<成績評価方法及び水準>
  定期試験で最終成績を評価、60点以上の者に単位を認める。
<参考書>
  「入門線形代数」三宅敏恒著(培風館)※講義でしっかり学習していれば必要ないが,休んだ場合,詳しく知りたい場合,専門で必要になった場合などのためにあげておく。大学における線形代数学の内容をコンパクトにまとめた良い本である。
 
<オフィスアワー>
  木曜日14:50〜15:50(八王子)
   
 
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