2012年度工学院大学 建築学部
△物理学概論B(K)[2456]
2単位 武藤 恭之 助教 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 物理学概論Bでは、熱力学・電磁気学について基礎的な事項を学び、さらにその後の発展に関しても概論的に解説する。また、これらの物理学の成果がどのように身の回りの生活に応用されているかを学ぶ。
具体的には、以下のような事項の達成を目標とする。 1.熱力学の考え方と基本法則を理解する 2.気体の温度とは何かを理解する 3.静電場および静磁場の性質を理解する 4.電気回路に関する基礎的な事項を理解する
- <授業計画及び準備学習>
- 第1回の講義に関しては、準備学習は必要ない。第2回以降については、授業の進捗状況などを踏まえながら、その都度必要な準備学習を指定する。
授業計画は、以下の通り。 第1回:熱力学で扱う系とは 第2回:温度と圧力・理想気体の状態方程式 第3回:熱力学第一法則 第4回:熱機関 第5回:熱力学第二法則 第6回:気体分子運動論 第7回:クーロンの法則と静電場 第8回:ガウスの法則とその応用 第9回:電流と磁場 第10回:電磁誘導 第11回:電気回路 第12回:マクスウェル方程式と電磁波 第13回:光の波動性と粒子性 第14回:光と温度 第15回:学習成果の確認(試験)
- <成績評価方法及び水準>
- (1)期末試験(100点満点)を行い、その点数をA点とする。
(2)適宜演習問題を出し、解答レポートの提出を求める。この点数を、総計30点満点で換算し、その点数をB点とする。 (3)A+R×Bを最終的な得点とし、この点数が60点を超えた者を合格とする。ただし、Aが30点未満ならばR=1、Aが30点以上ならばR=[(100−A)/70]^2 第一回に行う習熟度調査の得点は、最終的な成績評価には加味しない。
- <教科書>
- 「理工系物理学講義(改訂版)」加藤潔(培風館)
- <オフィスアワー>
- 新宿2715室 月曜日10時〜12時
八王子I-206室 火曜日3限(授業期間中のみ) この他の時間にも、電子メール(初回講義の際に連絡します)で事前に連絡をいただければ対応可能です。また、電子メールによる質問も受け付けます。
- <学生へのメッセージ>
- ・物理学概論Aを履修していることを前提とします。
・授業中の、講義内容に関する質問は大歓迎です。 ・教科書の問題を解いたり、演習の授業を活用したりすることで、自分で考える力を身につけ、より深い理解につなげてください。授業のみで全てを理解することは、不可能だと考えてください。
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