| 2012年度工学院大学 建築学部
 
 地区まちづくり論(Theory of Community Development)[2418] 2単位
 遠藤 新 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
 
 
 
<授業のねらい及び具体的な達成目標>
  この講義では、地区のスケールにおいて、空間の質・生活の質・都市の魅力といった側面から、まちづくりの考え方や技法に関する現時点での到達点を整理し、人々が暮らす都市をどのように創り、維持していけばよいのかを考えることを狙いとする。
<授業計画及び準備学習>
  第01回 ガイダンス(講義の着眼点とポイント)・目的と対象、地区まちづくりと都市計画/建築設計
 ・総論、空間の質、生活の質、都市の魅力
 第02回 都市と地区
 ・都市とは何か、現代都市の特徴、都市の構成要素
 ・空間としての都市、都市のイメージ、等
 第03回 都市のデザインと地区まちづくり(1)
 ・都市をデザインする、都市形態のデザイン、地区のまとまり
 第04回 都市のデザインと地区まちづくり(2)
 ・広場/街路/路地/地区の自然環境のデザイン
 第05回 都市のデザインと地区まちづくり(3)
 ・都市における光環境のデザイン/色彩のデザイン
 第06回 歴史的環境の保全と地区まちづくり
 ・保存と活用のデザイン/歴史的環境保全/地区の町並みまちづくり
 第07回 都市風景の保全と地区まちづくり
 ・景観問題/都市景観の規制と誘導の仕組み/地区の景観まちづくり
 第08回 小テスト+解説(前半解説)
 第09回 コミュニティと地区まちづくり
 ・コミュニティのまちづくり/コミュニティビジネス/様々なテーマ
 第10回 地区まちづくりの技法
 ・まちづくりへの参加/地区まちづくりと社会実験
 第11回 中心市街地まちづくり
 ・地方都市の中心市街地問題/歩いて暮らせる街/コンパクトシティ
 第12回 公共空間の再生
 ・都心観光/ウォーターフロント再生/都市構造再編/地区の個性化
 第13回 まとめ1:地区まちづくりの主体
 ・組織体制/地区まちづくりという仕事/求められる役割と職能
 第14回 まとめ2:地区まちづくりの現代的課題と展望
 第15回 期末試験
 
<成績評価方法及び水準>
  授業中に小テスト、試験期間中に試験を行う。両者の合計が60点以上を合格とする。
 
<教科書>
  授業時間中に必要な資料を配布する。
<参考書>
  授業時間中に推奨する図書などを提示する。
<オフィスアワー>
  原則として火曜日の5限(新宿)ですが、その他時間の面談を希望する学生は遠藤までメール等で連絡ください。arata@cc.kogakuin.ac.jp
   
 
| このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。 Copyright(c)2012 Kogakuin University. All Rights Reserved.
 |  |