| 2012年度工学院大学 第1部建築都市デザイン学科
 
 インテリアデザイン(Interior Design)[4B79] 2単位
 飯島 直樹 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
 
 
 
<授業のねらい及び具体的な達成目標>
  この授業では、インテリアデザインの歴史的流れ、建築と異なる内部空間の知覚特性について実例にそって概説するが、インテリアデザインに閉ざすこと無く、アートや映画、文学、思想などとの交錯にも触れ、未来への新たな視野を切り開く空間デザインの可能性を感得する。
<授業計画及び準備学習>
  1.ガイダンス/授業進行の説明。インテリアデザインとはどういう領域なのかの概説。2.見学指定した空間現場1についてレクチャー。双方向の意見交換。その空間特質の背景をひも解く。
 準備学習:指定した実際の空間現場1を、詳細に実見しておくこと。
 3.見学指定した空間現場2についてショートレポート提出。その空間特性をレクチャー、双方向トーク。
 準備学習:指定した実際の空間現場2を実見し、ショートレポートを書いておくこと。
 4.レクチャー/日本のインテリアデザインの流れ1。
 準備学習:工学院図書館にある年鑑「日本の空間デザイン」3年分を見ておくこと。
 5.レクチャー/日本のインテリアデザインの流れ2。
 準備学習:年鑑を見ておくこと。
 6.レクチャー/デザインの方法1(飯島直樹のデザイン1985-2010から)
 準備学習:指定した空間現場を実見しておくこと。
 7.レクチャー/デザインの方法2
 準備学習:指定した空間現場を実見しておくこと。
 8.レクチャー/デザインの方法3
 準備学習:指定した空間現場を実見しておくこと。
 9.レポート提出に基づくプレゼンテーション。双方向トーク。
 準備学習:指定テーマのショートレポートを書いておくこと。
 10.映画にみる空間の現象/映画鑑賞
 準備学習:指定した映画のひとつをDVD(理想は映画館)で見る。
 11.レクチャー/現在の空間デザイン1(JCDデザインアワードから)
 準備学習:指定した空間デザインを実見しておく。
 12.レクチャー/現在の空間デザイン2(アジアの現況)
 準備学習:指定したデザイナーのhttpを見ておくこと。
 13.レクチャー/ゼロ年代のデザインについて
 参考図書(ゼロ年代11人のデザイン作法/六耀社)
 14.トークセッション/ゲストとのトーク(学生はレポート提出)
 準備学習:レポートをかいておくこと。
 15.レポート選択によるフリートーク
 
<成績評価方法及び水準>
  中間のレポート2回をそれぞれ15点、最終のレポートを60点満点で評価し、授業中の発言10点満点を加え、合計60点以上を合格とする。
<参考書>
  ゼロ年代11人のデザイン作法(六耀社)、飯島直樹のデザイン[カズイスチカ]臨床記録1985-2010(平凡社)、インテリアデザイン空間の関係・イメージ・要素(六耀社)
<オフィスアワー>
  木曜2時限の前後30分、土曜2時限の前後30分、金曜12:00-13:00、(ともに2513インテリア研究室)
<参考ホームページアドレス>
  http://www.iijima-design.com
   
 
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