| 2012年度工学院大学 第1部建築都市デザイン学科
 
 △芸術学入門(Guide to Art Studies)[1A05] 2単位
 吉田 司雄 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
 
 
 
<授業のねらい及び具体的な達成目標>
   本年度は芸術の都として知られるフランスの首都パリの歴史を中心軸に据え、芸術史のトピックを取り上げる形で講義を行う。特に映像の時代といわれる20世紀に時間を割きたい。文学、絵画、建築、映画など様々な芸術ジャンルの作品に触れながら、モードの変遷と時代との関わり、ジャンル間の交渉のありようなどについて理解を深めてほしい。西洋文化に関する知識を単に得るだけでなく、自らの思考と表現を導き出すための批評力を身につけることが目標となる。
<授業計画及び準備学習>
   1.1895年パリ、映画の誕生準備学習:シラバスをきちんと読んでおく
 2.パリの始まり―ローマ帝国の文化とその伝播−パリの始まり
 準備学習:高校の世界史教科書や便覧で予習復習をする
 3.ルーブル美術館の誕生−フランスにおけるイタリアニスム
 準備学習:高校の世界史教科書や便覧で予習復習をする
 4.ロココ、バロック、ロマン主義
 準備学習:高校の世界史教科書や便覧で予習復習をする
 5.ナポレオン3世と弟2帝政期のパリ
 準備学習:高校の世界史教科書や便覧で予習復習をする
 6.近代絵画の発展と世紀末のパリ
 準備学習:高校の世界史教科書や便覧で予習復習をする
 7.ベルエポックのパリとモンマルトルの芸術家たち
 準備学習:高校の世界史教科書や便覧で予習復習をする
 8.アヴァンギャルド芸術運動の胎動
 準備学習:高校の世界史教科書や便覧で予習復習をする
 9.20世紀初頭のパリとモンパルナスの芸術家たち
 準備学習:高校の世界史教科書や便覧で予習復習をする
 10.大戦間のパリとアメリカ文化の影響
 準備学習:高校の世界史教科書や便覧で予習復習をする
 11.フランス映画の黄金時代と人工のパリ
 準備学習:予習復習とあわせて関連する映画を各自DVD等で観ておく
 12.ナチスドイツのプロパガンダと占領下のパリ
 準備学習:高校の世界史教科書や便覧で予習復習をする
 13.巨匠ジャン・ルノワールによる映画史
 準備学習:予習復習とあわせて関連する映画を各自DVD等で観ておく
 14.映画の革命−ヌ−ヴェル・ヴァーグ
 準備学習:予習復習とあわせて関連する映画を各自DVD等で観ておく
 15.学習成果の確認(試験)
 準備学習:授業内容をしっかり復習しておく
 
<成績評価方法及び水準>
  授業にきちんと出席することが成績評価の前提。授業中の抜き打ち確認テスト等で平常点を算出すると共に、学期末に授業内容すべてを範囲とする試験を行ない、合計で60点以上の者に単位を認める。平常点と学期末試験の割合は3:7。ただし、平常点が一定の点数に達していない場合には、試験の答案を採点の対象としない。
<参考書>
  饗庭孝男編『パリ 歴史の風景』(山川出版社)中条省平『フランス映画史の誘惑』(集英社新書)
 その他、教場で随時紹介する。
 
<オフィスアワー>
  新宿校舎2772研究室 月12:20〜13:00それ以外は教員に直接たずねること。
 
<学生へのメッセージ>
  第一回目の授業時に成績評価方法等、具体的に説明するので必ず出席すること。なお、授業で取り上げるトピックは変更する場合も大いにありうる。
   
 
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