2012年度工学院大学 第1部建築学科 環境建築コース
建築演習I(Exercise for Architecture I)[3C21]
2単位 村上 正浩 准教授 [ 教員業績 JP EN ] 近藤 龍哉 准教授 [ 教員業績 JP EN ] 山下 哲郎 准教授 [ 教員業績 JP EN ] 遠藤 和義 教授 [ 教員業績 JP EN ] 野部 達夫 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- コンピュータを利用した情報処理は建築や環境・防災に関する実務や研究を行う上で必須となっている。本演習では、建築設計(AutoCAD)、都市計画、防災、環境・設備、建築構造、建築生産の各分野で行われている情報処理技術を学び、演習を行う。
- <授業計画及び準備学習>
- 講義日:水曜日3・4限目(14階第1演習室)
受講者定員:60名 授業概要:本演習では建築設計、都市計画・防災、建築環境・設備、建築構造、建築生産、の各分野で行われている情報処理技術を学び、演習を行います。
1 ガイダンス(担当:村上) 準備学習:履修希望表を作成しておくこと。
2 AutoCAD:基本的な使い方と課題の説明(担当:山下哲) 準備学習:課題のファンズワース邸の構成を理解
3 AutoCAD:2次元の図面を描く(1) 平面図(担当:山下哲) 準備学習:基本的な2D作図用コマンドの使い方を復習
4 AutoCAD:2次元の図面を描く(2) 断面図、立面図(担当:山下哲) 準備学習:基本的な2D作図用コマンドの使い方を復習
5 AutoCAD:3次元のCGを作る(1) 平面図の上に3Dモデルを構築(担当:山下哲) 準備学習:3Dモデル作成用コマンドの使い方の復習
6 AutoCAD:3次元のCGを作る(2) レンダリング(担当:山下哲) 準備学習:レンダリング用コマンドの使い方の復習
7 建築構造:重回帰分析(色々な物を数式化する技術)(担当:近藤) 準備学習:配付資料をもとに演習課題を作成する。
8 建築構造:トラス橋を設計する(コンピュータで構造計画する)(担当:近藤) 準備学習:配付資料をもとに演習課題を作成する。
9 建築環境:太陽位置の計算と表示(担当:野部) 準備学習:太陽方位に関連する文献を検索して予習し、受講後は疑問点をまとめて質問する。
10 建築環境:日射量の計算と表示(担当:野部) 準備学習:日射量に関連する文献を検索して予習し、受講後は疑問点をまとめて質問する。
11 建築生産:PERT/CPMによる工程管理の概要とマイクロソフトプロジェクトの基本操作(担当:遠藤) 準備学習:2年次後期の「施工法」で扱った工程表の種類と特徴、工区分割の考え方についてよく理解しておくこと。
12 建築生産:マイクロソフトプロジェクトを使った工程管理の演習(担当:遠藤) 準備学習:配付資料をもとに演習課題を作成する。
13 都市計画・防災:GIS(地理情報システム)の基本操作(担当:村上) 準備学習:配布資料をもとにGISの操作方法を復習し、演習課題を完成させておくこと。
14 都市計画・防災:GIS(地理情報システム)を利用した空間解析(担当:村上) 準備学習:配布資料をもとにGISの空間解析方法を復習し、演習課題を完成させておくこと。
15 学習成果の確認(レポート課題作成) 準備学習:前回までの総復習を行い、レポート課題を作成すること。
- <成績評価方法及び水準>
- 各担当者が出題する演習課題の総和平均を100点満点で評価し、合計60点以上の者に単位を認める。
- <教科書>
- 各担当者が授業時に適宜配布
- <参考書>
- 各担当者が授業時に適宜指示
- <オフィスアワー>
- 各担当者が授業時に適宜対応する。
- <学生へのメッセージ>
- ・本科目は、「火曜日クラス(火曜日3・4限目)」、「水曜日クラス(水曜日3・4限目)」、「土曜日クラス(土曜日1・2限目)」に分かれて実施します。
・演習で利用するPC台数の関係上、履修人数の制限を設けます。「火曜日クラス」は60名、「水曜日クラス」は60名、「土曜日クラス」は25名です。クラス分けのガイダンスおよび希望表の受付を、4月10日(火)3限目および4月11日(水)3限目に14階第1演習室で行いますので、受講希望者はいずれかのガイダンスに必ず出席してください。ガイダンスを欠席した場合は希望表を受付しませんので、注意してください。
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