2012年度工学院大学 第1部建築学科 建築学コース

構造計画(Structual Theory)[6B07]

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2単位
金箱 温春 特別専任教授  
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最終更新日 : 2012/12/14

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
意匠・構造に関わらず建築の設計においては構造計画が重要である。構造計画は普遍的な構造技術を前提とするものであるが、一方ではそれぞれの建築の個別性にも対応することも必要で、いわば普遍性と個別性を兼ね備えたものである。本講義では、豊富な構造設計事例のプロセスを紹介し、それをもとにして構造計画の原理を学ぶ。

<授業計画及び準備学習>
1.建築デザインと構造計画の関係
2.架構形態と力学の関係
鉛直荷重に対する計画、水平荷重に対する計画
3.構造種別を生かす構造計画
  各種の構造材料の特性と活用
4.ハイブリッド構造の可能性
5.複雑な機能・形態に対しての構造計画の手法
6.地盤・基礎にかかわる構造計画
7.耐震改修における構造計画
8.構造計画における略算の手法と役割
9.構造設計を取り巻く状況

<成績評価方法及び水準>
授業出席およびレポート、演習評価による。

<教科書>
金箱温春「構造計画の原理と実践」、建築技術 ISBN978-4-7677-0127-1

<参考書>
渡辺邦夫、新谷眞人、金箱温春「VA/魅せる力学」、建築画報社]

<オフィスアワー>
授業後の休憩時間

<学生へのメッセージ>
事例を学びながら自分なりに考え、構造計画をイメージすることが重要となります。事例の分析や演習などについては、受講者のレポート内容をもとに討論する時間を設けるので意欲的な姿勢で受講することを望みます。

 

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