| 2012年度工学院大学 第1部建築学科 建築学コース
 
 空気調和設備(Air Conditioning System)[5B15] 2単位
 柳  宇 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
 
 
 
<授業のねらい及び具体的な達成目標>
  人間にとって健康でかつ快適な室内の空気質環境と温熱環境づくりに必ず必要となる空気調和設備の理論と応用を学び、建築設計との関連を考え、建築物を衛生的に計画する知識を得ることが出来る。 
<授業計画及び準備学習>
  1.建築設計と空気調和設備概論2.空気調和負荷と建築計画
 3.空気調和設計の概論
 4.空気調和負荷計算法
 5.湿り空気の性質
 6.空気線図の基本事項
 7.空調システムと空気線図
 8.空気調和計算式と計算例
 9.空気調和計画法 空気調和方式の計画
 10.空気調和計画法 熱源方式の計画
 11.空気調和システムの設計
 12. 空気調和とエネルギー消費量
 13.環境問題と省エネルギー計画
 14.総合計画とまとめ
 15. 学習成果の確認(試験)
 授業を受けるにあたっては、空気調和設備が人間にとってどのように関連するか、日常生活の中で準備学習(予習・復習)を行う事が大変重要である。
 
<成績評価方法及び水準>
  調査レポート20%、平常の授業内演習20%,期末試験60%を総合して評価し、60点以上の者に単位を認める。但し、3回以上欠席した学生は履修放棄とみなし、成績評価は行わない。特に、調査レポートの作成は実社会で活躍するための基礎力となるので、大変重要と考えている。
 インターネットなどの情報をそのまま用いたレポートは不合格となる。
 個性ある自らの提案を期待する。レポートは返却しないので必要な場合はコピーを取っておくこと。
 
<教科書>
  担当教員の用意したレジュメを使用する。各講義の前に必ず学園ポータルシステムを確認し,アップロードされている場合は,各自で出力し,事前に用意をすること。それ以外は,教室で直接配布します。
<参考書>
  改訂5版「空気調和ハンドブック」井上宇市編(丸善) 「100万人の空気調和」(オーム社)
 
<オフィスアワー>
  随時。約束の後来室のこと。 
<学生へのメッセージ>
  建築設備の根幹をなす科目であり、将来建築設備技術及び建築設計で環境に重点を置いた設計をしたいと考えている者にとっては必修科目として考えること。建築都市デザイン学科に設けられている「空調計画」とは内容と範囲が大きく異なるので注意すること。 
   
 
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