2012年度工学院大学 第1部建築学科 建築学コース
○建築設計III(Architectural Design III)[3C19]
2単位 木下 庸子 教授 [ 教員業績 JP EN ] 長澤 泰 教授 [ 教員業績 JP EN ] 山下てつろう 教授 [ 教員業績 JP EN ] 横田 泰子 特任助教 今村 幹 非常勤講師 成田 治 非常勤講師 三浦 慎 非常勤講師 堀 正人 非常勤講師 三浦 丈典 非常勤講師 村山 隆司 非常勤講師 石川 雅博 非常勤講師 伊藤 潤一 非常勤講師 田村 芳夫 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 第一課題:「ぺぺぴぽ」のギャラリー
新宿御苑でなんと「ぺぺぴぽ」が3つも見つかりました。 「ぺぺぴぽ」はむやみに動かすことはできません。「ぺぺぴぽ」は子供やお年寄りにも大変人気があります。 「ぺぺぴぽ」がどんなものかを想定し、さまざまな人たちがそれをより楽しむためのギャラリーを設計してください。
第二課題:ミュージアムのモデル表現 授業中に指定された既存の美術館のうちから一つ選び、その特徴やコンセプトを理解した上で、自分なりの解釈や表現によりオリジナリティ溢れる模型を作成する。材料や着色の有無、点景表現や、敷地周辺などは一貫した考えのもと創意工夫すること。 あわせてその模型写真に、説明表現を加えてA3シート1枚に自分なりの考えをプレゼンテーションする。(図面などは特に必要としない。)
第三課題:「バリア」がフリーのミュージアム 一般的な意味でのバリアフリーという概念は、障害者や高齢者などを含む社会生活弱者が生きていく上での支障となる障壁を取り除くことだが、「弱者」を定義することがまず障壁のようにも思える。よくよく見ると世界にはさまざまな性質の障壁があることに気づく。そこで自分のテーマとする「バリア」を定義し、それを消したり薄めたり、あるいは逆にそれをうまく活用することで、いきいきした経験のできる新しいミュージアムを計画してほしい。
- <授業計画及び準備学習>
- 1. 第一課題 出題 課題説明、スケジュール説明、グループ分け
準備課題:課題に役立ちそうな事例資料を収集し、特徴・設計主旨を整理する 2. エスキスチェック 準備課題:敷地状況を(周辺を含む)断面でとらえておく 3. 第一課題提出/発表/講評 準備課題:効果的な図面表現、着彩、レイアウトの検討・準備 4. 第二提出/発表/講評 準備課題:効果的な図面表現、着彩、レイアウトの検討・準備 5. 第三課題 出題 エスキスチェック 準備課題:課題に役立ちそうな事例資料を収集し、特徴・設計主旨を整理する 6. 第三課題 エスキスチェック 準備課題:主旨説明を文章化、スケッチで表現する方法を考える 7. 第三課題 中間講評1、各自の設計内容のプレゼンテーション 準備課題:模型でボリューム、スケールをつかむ 8. エスキスチェック 準備課題:外・内観イメージスケッチをする 9. エスキスチェック 準備課題:提出までのスケジュール管理 10.中間講評2、各自の設計内容のプレゼンテーション 準備課題:各自の主旨説明、効果的に文章化、図示する 11.エスキスチェック 準備課題:パース表現・模型表現のスケジュール管理 12.エスキスチェック 準備課題:効果的な図面表現、着彩、レイアウトの検討 13.第三課題 提出/発表/講評 準備課題:提出図面の確認、効果的なプレゼンテーションの方法を考える 14.講評会 15.再提出 準備課題:講評コメントを取り入れて、再度まとめあげ提出
・課題の進捗状況によって中間提出やピンナッププレゼンテーションのスケジュールを変更することがある。
- <成績評価方法及び水準>
- 途中のプロセスや発表内容を加味しながら、総合的に評価する。
- <オフィスアワー>
- 特に定めないが、前もって連絡をもらえれば随時対応する。
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