| 2012年度工学院大学 第1部情報通信工学科
 
 △運動・スポーツ総論(General Studies of Exercises and Sports)[4C14] 2単位
 中山 勝廣 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
 
 
 
<授業のねらい及び具体的な達成目標>
  機械化による省力化の影響と平均余命85歳を超える長寿社会を迎え、人々の関心は否応もなく健康生活の実現に向けられてきた。近年は種々のストレスとの共存にも目を向けざるを得ない。ほどよい「こころ」と「からだ」のバランスを保つために有効な運動やスポーツの在り方と役割を様々な方面(歴史的・身体的・精神的などの側面)から考察し、「健康」に関心を高めると共に実践する際のメンタル面の協調や調整ができる能力と知識を身につけることを目標とする。
<授業計画及び準備学習>
  1.ガイダンス(授業概略および方針や評価方法等について)2.スポーツについて考える(歴史的経緯を中心に)
 3.スポーツと文化について
 4.スポーツと政治の関わりについて
 5.スポーツの思想・倫理 スポーツに思想は必要か(ドーピンクやルールのあり方など)
 6.スポーツリベラリズムとは(プロとアマチュア、道具の進化と記録など)
 7.生涯スポーツの展開
 8.オリンピック(歴史的に見て)について
 9.生涯学習とスポーツ
 10.ストレス社会とスポーツ
 11.心理テストの体験と自分を見つめる
 12.技術(わざ)を考える
 13.練習と学習効果
 14.スポーツと心理特性、ジェンダーとは
 15.まとめとテスト
 *事前学習は特に必要としないが、常日頃から心身の健康と身体活動に関心を持つことが理解を深める事に繋がるので、出来るだけ新聞等を読むことで広く情報を収集する習慣を付けたい。
 
<成績評価方法及び水準>
  原則として講義期間中に2〜3回の小テストと課題提出が課せられる(配点は40点)。これに期末テスト(配点は60点)を合算し総合評価点とし、60点以上で合格とする。ただし、60点未満(50点以上)の場合でも、欠かさず小テストを受け課題提出している学生には、別途指定する独自の方法により十分な理解内容であれば合格(60点)とすることもある。その前提として授業を4回以上欠席した学生は授業放棄と見なし成績評価は行わない。
<教科書>
  なし
<参考書>
  教養としてのスポーツ科学 早稲田大学スポーツ科学部編 大修館書店大学生の健康・スポーツ科学 大学生の健康・スポーツ科学研究会編 道和書院
 
<オフィスアワー>
  新宿校舎2711室(保健体育科事務室)まで。事前に教育用メールにて連絡して下さい
 原則的に後期木曜日講義終了後18時頃まで対応可能です。
 
<学生へのメッセージ>
  運動やスポーツに関心を高めることは自身の健康問題にも関心を深めることです。今や文化の一翼を担うスポーツを生涯にわたって実践できる知識や能力を身につける良い機会となるよう、積極的に関心を持って授業に臨んでください。
<備考>
  適宜印刷物を配布します。授業中はノート代わりにメモすることで理解が深まることを期待します。
   
 
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