2012年度工学院大学 第1部情報通信工学科

通信ソフトウェア論II(Communications Software II)[3B11]

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2単位
水野  修 教授  
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最終更新日 : 2012/12/14

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
情報通信システム実現のために必須となる,サーバ側のソフトウェア開発やプロジェクト管理に関する基本的な知識や手法について学ぶ.同時に小規模なプログラム開発演習を通じて自身の力とする。

<授業計画及び準備学習>
1. 通信ソフトウェアとは(座学)
2. ソフトウェア開発モデル(座学),開発環境設定(演習)
3. 変数,定数,演算子,簡単な入出力(演習) 
4. 型変換,制御文,配列(演習) 
5. 計画の策定とプロジェクトの管理 (座学)
6. クラス,オブジェクト,メソッド (演習)
7. 継承 (演習)
8. プロダクトの表現(座学),例外処理(演習)
9. 状態遷移機械の表現 (座学)
10.オブジェクトの表現 (座学)
11. スレッド(演習)
12. 要求の分析と仕様化(座学)
13. オブジェクト間のデータ受け渡し (演習)
14. ソフトウェアテストの管理(座学)
15.評価(試験)

なお,休講/補講の日程により,順序が変わることがあります.

<成績評価方法及び水準>
・進行に従い課題を課す。問題解決の一部に演習時間を充てながら、理解度を確認する。
・演習の取り組みと,定期試験により知識の修得度を測定する.
・試験59点,課題41点 の合計で評価
  ただし,演習課題の提出遅延が一つでもある者は課題点合計を最大で10点とする.
      演習課題の未提出が一つでもある者は課題点合計を0点とする.

<教科書>
なし.
授業で使う資料をキューポートにアップロードしておくので,必ず事前に入手しておくこと.

<参考書>
中所武司”ソフトウェア工学(第2版)”朝倉書店 ISBN978-4-254-12712-6
小林健一郎”これならわかるJava(改訂版)”,講談社
結城浩 ”[改訂2版]Java言語プログラミングレッスン(上下)”ソフトバンククリエイティブ
市販のJavaの参考書類(自分に合うと思うもの)

<オフィスアワー>
月曜日10時〜15時

<学生へのメッセージ>
産業としてのソフトウェア開発を進めたり,道具としてプログラミングを行うための知識や技能を身につけるために,開発支援ツールを活用したJavaプログラミングによる演習を行いながら講義をすすめます.

 

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