2012年度工学院大学 第1部情報通信工学科

制御システム工学I(Control System Engineering I)[1D08]

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2単位
横山 修一 非常勤講師  
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最終更新日 : 2012/12/14

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 自動制御の歴史的背景と事例を基に自動制御が抱えている普遍性を講義する。また,制御理論を学ぶ上で必要な数学理論を詳述する。次に,数学的方法を応用して解析方法を講義する。また制御対象の特性の見方を解説する。

<授業計画及び準備学習>
1. 自動制御の目的と歴史的背景
2. フーリエ変換(時間領域と周波数領域の関係)
3. ラプラス変換(時間領域と複素領域の関係)
4. インパルス応答と伝達関数(たたこみ積分)
6. システムの表現法と動的システムのアナロジー
7. システムと伝達関数
8. 周波数応答とボード線図
9. ブロック線図と等価変換
10. ブロック線図を利用した実例
11. 過渡応答とは
12. 1次、2次遅れ系の過渡特性と定常特性
13. システムの周波数応答
14.ボード線図の見方

<成績評価方法及び水準>
レポートの課題提出と前期試験

<教科書>
「基礎と実践 制御工学入門」コロナ社 横山、浜根、小野垣

<オフィスアワー>
火曜日16:30〜17:30

<学生へのメッセージ>
現代は制御なくして社会が成り立たない。自動制御を支えている理論の背景を講義する。

 

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