| 2012年度工学院大学 第1部電気システム工学科
 
 ○数学II(Mathematics II)[5562] 2単位
 小林 康麿 非常勤講師
 
 
 
<授業のねらい及び具体的な達成目標>
  2変数の微分積分の演習を行う。偏微分の考え方を学び、2変数の極値問題や陰関数の極値問題に応用出来る事、重積分の考え方を学び、変数変換や累次積分の計算が出来るようになる事が目標である。
<授業計画及び準備学習>
  第1週  2変数関数とその極限準備学習:数学Iで学習した微分の復習をしておく事。
 教科書pp.121-126の解説を読み、理解しておく事。
 第2週  偏微分,接平面
 準備学習:教科書pp.127-132の解説を読み、理解しておく事。
 第3週  高階偏導関数,合成関数
 準備学習:教科書pp.133-138の解説を読み、理解しておく事。
 第4週  陰関数
 準備学習:教科書pp.139-142の解説を読み、理解しておく事。
 第5週  テイラーの定理,テイラー展開
 準備学習:教科書pp.143-149の解説を読み、理解しておく事。
 第6週  極大極小
 準備学習:教科書pp.150-152の解説を読み、理解しておく事。
 第7週  条件付き極値
 準備学習:教科書pp.152-153の解説を読み、理解しておく事。
 第8週  2重積分の定義
 準備学習:数学Iで学習した積分の復習をしておく事。
 教科書pp.154-157の解説を読み、理解しておく事。
 第9週  2重積分の累次積分
 準備学習:教科書pp.158-161の解説を読み、理解しておく事。
 第10週 2重積分の変数変換
 準備学習:教科書pp.162-165の解説を読み、理解しておく事。
 第11週 体積と曲面積
 準備学習:教科書pp.168-173の解説を読み、理解しておく事。
 第12週 2重積分の広義積分
 準備学習:教科書pp.166-167の解説を読み、理解しておく事。
 第13週 3重積分
 準備学習:2重積分の復習をしておく事。
 第14週 定期試験
 準備学習:前期に学習した内容の総復習を行い、試験に備える事。
 
<成績評価方法及び水準>
  以下の者に単位を認定する。1.定期試験(100点満点)の点数が60点以上の者。
 2.定期試験の点数が60点未満の場合、適宜行う小テストの成績を試験の点数に加味した評点が60点以上の者。
 
<教科書>
  「理工系の基礎 微分積分」石原繁、浅野重初共著(裳華房)但し、「理工系入門 微分積分」(石原繁、浅野重初共著)を既に持っている学生は、新たに購入する必要は無い(内容は殆ど同じ物なので)
 
<オフィスアワー>
  金曜3〜5限の授業前後
<学生へのメッセージ>
  予習・復習をしっかり行い授業に臨む事。特に2変数関数の微分積分は1変数関数のそれより複雑である為、最低でも
 数学Iで学習した事が身に付いていないと、授業内容を理解するのは難しいと思われる。
 
   
 
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