| 2012年度工学院大学 第1部電気システム工学科
 
 ○電気システム実験I(Experiments in Electrical Engineering I)[2159] 2単位
 山崎 貞郎 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
 坂本 哲夫 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
 高木  亮 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
 大類 重範 非常勤講師  [ 教員業績  JP  EN ]
 
 
 
<授業のねらい及び具体的な達成目標>
   回路理論,電気磁気学,IT計測基礎など講義で学んだ現象や理論について,実験を通じて理解する。以下に具体的な達成目標を示す。(1)配線の仕方を理解する。(2)機器・計測器の使い方を理解する。(3)測定方法を体得する。(4)まとめと報告書の書き方を覚える。
<授業計画及び準備学習>
  1.ガイダンスおよび基礎学力テスト:安全や実験のルールに関する指導.ガイダンス終了後に,電気磁気学演習Iおよび電気回路理論演習Iで学んだ範囲について,基礎学力テストを実施2.テスターの製作.
 3.テスターの動作試験:動作の確認と不具合の修理.
 4.抵抗測定:DC抵抗の測定法を体験.
 5.L,Cの製作:製作と値の測定.
 6.アナログオシロスコープの使い方:使い方を学び,交流波形を観測する.
 7.交流回路:交流回路の電圧・電流・位相・ベクトルなどの理解を深める.
 8.レポートの書き方:各自作成したレポートにつき議論する.
 9.交流ブリッジ:動作原理と使用法を理解する.
 10.共振回路:直列回路と並列回路で周波数に対する応答を調べる.
 11.電気・磁気エネルギー:静電エネルギーと電磁エネルギーを学ぶ.
 12.回転機の原理:モデルにより回転機の電磁力・回転磁界・誘導現象などを理解する.
 13.磁気特性:B−Hカーブを測定し,特性を理解するとともに,PCを用いた自動計測を体験する.
 14.再実験:不充分な項目につき再実験する.
 15.学習成果確認(レポート課題作成).
 
 ◆準備学習: ガイダンスで指定されたテーマについては,予習レポート(前レポ)を作成し,実験開始前に提出する.
 
<成績評価方法及び水準>
  実験レポートの結果と出席状況から総合的に評価する.60点以上の者の単位を認める.
<教科書>
  プリントを配布する.
<オフィスアワー>
  火曜16:20〜17:00(実験終了後)
<学生へのメッセージ>
  全実験をおこない,全レポートの提出が必須である.実験の開始時間に遅れないよう充分注意が必要.
   
 
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