| 2012年度工学院大学 第1部電気システム工学科
 
 ○回路理論演習I(Practice on Circuit Theory I)[6203] 1単位
 鷹野 一朗 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
 
 
 
<授業のねらい及び具体的な達成目標>
  この授業と並行して設置されている「回路理論I」で学んだ理論を、演習を通して確実なものとし、単位や用語、考え方、量的な理解などについて実用的なものとします。毎回行う演習問題を必ず復習し、何も見ずに解けるようにしてください。 
<授業計画及び準備学習>
  準備:夏休みに「電気基礎」を復習すること1.直流回路の総括、回路素子の直列・並列の計算
 2.直流の電力計算、分流器・倍率器
 3.Δ⇔Y変換、鳳−テブナンの定理、重ねの理
 4.回路方程式の立て方と解法、最大電力のための負荷抵抗と消費電力
 5.交流回路の総括、RLC素子と交流・電力、位相の遅れと進み
 6.RLC直並列回路の瞬時電流・電圧・電力
 7.交流回路の複素表示、インピーダンス、フェーザ・フェーザ図
 8.交流回路の複素計算とベクトル・ベクトル軌跡
 9.RLC直列回路の複素計算、複素電力、ベクトル表示
 10.交流回路の基礎
 11.RL・RC直並列回路の複素計算、電力
 12.RLC直並列回路、周波数と共振回路、Q値
 13.条件付き交流回路、相互誘導回路
 14.交流ブリッジ回路
 15.学習成果の確認
 
<成績評価方法及び水準>
  期末テスト(50%)、中間テスト(30%)、毎回提出する答案(20%)により評価します。 
<教科書>
  毎回、提示した問題について解答します。なお、<参考書>の書籍を参考にしてください。
<参考書>
  以下に例を示しますが,自分で読んで分かりやすいと思う本を見つけてください。「マグロウヒル大学演習 電気回路」Joseph A. Edminister 著、村崎 憲雄 訳(オーム社)
 「電気回路基礎入門」 山口 静夫著(コロナ社)
 「大学課程 電気回路(1)」 大野 克郎、西 哲生 共編(オーム社)
 
<オフィスアワー>
  <前期> 八王子校舎「火、水、金、土」 新宿校舎「月、木」<後期> 八王子校舎「火、水、金、土」 新宿校舎「月、木」
 (会議、出張等により変更になる場合がありますので,メールで確認してください)
 
<学生へのメッセージ>
  理論で学んだ内容について、多くの演習問題を自分で解くことにより確実なものとしてください。演習問題は自宅で必ず復習するように心がけてください。この科目を受講する前に前期の「電気基礎」を受講してください。
   
 
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