| 2012年度工学院大学 第1部電気システム工学科
 
 △政治システム論(Political Systems)[1304] 2単位
 明田川 融 非常勤講師
 
 
 
<授業のねらい及び具体的な達成目標>
   停滞したたま一向に回復の光が見えない経済、貧困と社会的格差の拡大、それらも要因とする都市民の無縁化と孤独死、さらに、いわゆる「3.11」(巨大地震や津波といった自然災害に原発事故といった人災)からの復旧・復興……。政治や行政が取り組むべき課題は山積しています。それらの前には現在の政治も行政も無力のように見えますが、それでも、私たちは自らの代表である議会や政府――それがどんなに愚かに見えても――を通じて政治的意思決定や行動をおこなわなければなりません。この授業では、私たちが政治的意思決定と行動をおこなうための「足場」づくりを目標とします。授業に出たからといって、すぐにそのような基礎をきづくのは難しいかもしれませんが、受講生の皆さんといっしょに、その難題に取り組んでいきたいと考えています。
<授業計画及び準備学習>
   現在日本の政治を理解するトレーニングとして、概ね以下の項目に沿って授業を進めていきます。1.ガイダンス
 2.政治権力
 3.政党
 4.選挙
 5.議員
 6.議会
 7.立法
 8.政府
 9.官僚機構
 10.政治とカネ
 11.分権
 12.政治指導
 13.住民投票
 14.危機管理
 15.学習成果の確認(試験)
 
<成績評価方法及び水準>
   定期試験結果70%、平常点(出席状況および授業時に課される提出物)30%
<教科書>
   これといった1冊の教科書は使用しません。適宜にプリントなどを配布します。
<参考書>
   授業のなかで適宜に指示します。
<オフィスアワー>
   授業がある月曜日の14時50分〜15時00分。
   
 
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