2012年度工学院大学 第1部 *情報工学科
数理論理学(Mathematical Logic)[2B83]
0単位 高木 悟 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 情報学を学ぶために必要な数学を講義する.これから専門の学習をする上で基礎となる部分であるから,しっかり身につけたい.この講義の目標は,数の概念,論理命題,集合,写像,n進法,合同式,複素数などの基礎知識を身につけ,専門の学習に支障がないようにすることである.
- <授業計画及び準備学習>
- 第1回 数の概念
準備学習: 自然数,整数などといった数に関することを調べておくこと.
第2回 論理命題 準備学習: 数の概念に関する問題を解き,当該部分のノートを見て復習すること.
第3回 論理演算 準備学習: 論理命題に関する問題を解き,当該部分のノートを見て復習すること.
第4回 集合と写像 準備学習: 論理演算に関する問題を解き,当該部分のノートを見て復習すること.
第5回 数の濃度 準備学習: 集合と写像に関する問題を解き,当該部分のノートを見て復習すること.
第6回 素数 準備学習: 数の濃度に関する問題を解き,当該部分のノートを見て復習すること.
第7回 ユークリッドの互除法 準備学習: 素数に関する問題を解き,当該部分のノートを見て復習すること.
第8回 2進法と16進法 準備学習: ユークリッドの互除法に関する問題を解き,当該部分のノートを見て復習すること.
第9回 補数 準備学習: 2進法と16進法に関する問題を解き,当該部分のノートを見て復習すること.
第10回 合同式 準備学習: 補数に関する問題を解き,当該部分のノートを見て復習すること.
第11回 フェルマーの小定理 準備学習: 合同式に関する問題を解き,当該部分のノートを見て復習すること.
第12回 RSA暗号理論 準備学習: フェルマーの小定理に関する問題を解き,当該部分のノートを見て復習すること.
第13回 複素数と複素平面 準備学習: RSA暗号に関する問題を解き,当該部分のノートを見て復習すること.
第14回 ド・モアブルの定理 準備学習: 複素数と複素平面に関する問題を解き,当該部分のノートを見て復習すること.
第15回 学習成果の確認(試験) 準備学習: 第1回から第14回までのすべての単元について復習すること.
- <成績評価方法及び水準>
- 100点満点の試験で60点以上を合格とする.
- <教科書>
- 必要に応じてプリントを作成し,配布する.
- <参考書>
- 授業内に適宜紹介する.
- <オフィスアワー>
- 八王子: 水曜日 11:00-13:00
新宿: 木曜日 12:10-13:00 火曜日 12:10-13:00 【火曜日は前期のみ】 メールでの対応も含め,詳細については初回授業時に説明する.
- <学生へのメッセージ>
- 毎回宿題に取り組み,復習しましょう.
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