| 2012年度工学院大学 第1部環境エネルギー化学科
 
 △論理学入門(Introduction to Logic)[5B04] 2単位
 草野  章 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
 
 
 
<授業のねらい及び具体的な達成目標>
   論理は思考の「オルガノン」であり、これ無くしてはそもそも思考が成立せず、況んや他者と議論を交わして正しい結論に達することもできない。論理は文系理系を問わず学に志す者ならば、一通りは修得して置かねばならない「予備学」と位置づけることもできよう。この授業は、数理論理学の基礎的学習・習熟を通じて、受講者の論理的思考能力向上を目的とするものである。
<授業計画及び準備学習>
   授業は大凡以下の順序で進められる。
 1. 命題論理とその文法(1)
 2. 命題論理とその文法(2)
 3. 命題論理の真偽と真理表(1)
 4. 命題論理の真偽と真理表(2)
 5. 命題論理の分析表(1)
 6. 命題論理の分析表(2)
 7. 命題論理の自然演繹(1)
 8. 命題論理の自然演繹(2)
 9. 述語論理とその文法(1)
 10. 述語論理とその文法(2)
 11. 述語論理の自然演繹(1)
 12. 述語論理の自然演繹(2)
 13. 練習問題とまとめ(1)
 14. 練習問題とまとめ(2)
 15. 定期試験
 
 準備学習:前回までの講義内容を復習し、各授業中に出題される練習問題を次回の授業までに必ずこなして置くこと。
 
<成績評価方法及び水準>
   受講者のきちんとした出席を不可欠の前提とした上で、定期試験の成績(90%)に、授業中の課題演習等の成績(10%)を加味して総合的に評価し、60点以上の者に単位を認定する。成績評価方法及び水準の詳細については初回授業時に説明するので、必ず出席すること。
<教科書>
   用いない。プリント等を適宜配布する。
<参考書>
   授業の中でその都度指示する。
<オフィスアワー>
   水曜日 16:30〜17:30 新宿校舎27階2773号室にて
<学生へのメッセージ>
   「自分のアタマで物事を考える」ためには、まず論理によって思考を導いて行かねばなりません。論理学の学習による思考の訓練は、アタマのネジとタガを締め直すことに繋がります。
   
 
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