2012年度工学院大学 第1部環境エネルギー化学科
△環境安全科学(Environment Safety Science)[6B04]
2単位 中村 和史 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 現在の豊かな物質文明は様々な化学物質の利用により支えられている。それら化学物質は有益である一方で、過去の事例からも明らかなように人類あるいは環境に悪影響を及ぼす場合がある。今後、人類が持続的発展を遂げるには、環境と共生しつつ、それら化学物質のさらなる開発と利用を行う必要がある。そこで、本講では環境と安全に配慮した化学物質の開発や利用に向けた基礎知識の習得を目標とする。
- <授業計画及び準備学習>
- 1. 環境安全科学とは
2. 経済発展と環境問題 3. 環境汚染と健康影響および生態系影響(1) 4. 環境汚染と健康影響および生態系影響(2) 5. 環境汚染と健康影響および生態系影響(3) 6. 化学物質・廃棄物の安全な取り扱い(1) 7. 化学物質・廃棄物の安全な取り扱い(2) 8. 化学物質・廃棄物の安全な取り扱い(3) 9. 持続可能な発展のための環境保全技術(1) 10.持続可能な発展のための環境保全技術(2) 11.環境保全への環境管理の取り組み(1) 12.環境保全への環境管理の取り組み(2) 13.総括 14.期末試験
- <成績評価方法及び水準>
- ■出席点:30点、レポート点:20点、期末試験:50点
■上記総合し60点以上を合格とする。 ※レポートは講義中に必要に応じ不定期に実施する。
- <教科書>
- ・講義毎にプリントを配布する。
・予習復習には参考書を活用すること。
- <参考書>
- ・環境安全科学入門(玉浦ら著:講談社サイエンティフィク編)
- <オフィスアワー>
- ・講義前後30分程度。
・メールでの質問や相談はいつでも可。
- <学生へのメッセージ>
- 素材メーカーの一研究員として一味違う話をすることを心掛けます。授業では、研究、進学、卒業論文、就職活動など様々な方面に役立つ内容を盛込みながら、皆さんの視野を広げる手伝いをしたいと思います。
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