| 2012年度工学院大学 第1部環境エネルギー化学科
 
 地学II(General Earth Science II)[6453] 2単位
 田野崎 隆雄 非常勤講師
 
 
 
<授業のねらい及び具体的な達成目標>
  地学Iの学習のもと、地質学鉱物科学分野を中心とした固体地球科学について、再一学及び歴史学の面から、岩石・層序・構造学の知識を習得し、地質構造発達史の観点から理解する。また資源環境問題を通じて、次世代育成のために獲得しておかねばならない、知識、自然観を修得する。
<授業計画及び準備学習>
  1.ガイダンス 地質学の範囲・学習目的2.地質学の歴史、方法、新しい発見
 3.惑星系における地球と元素分配
 4.地球の内部構造と地球物理学知見
 5.浸食・堆積作用と岩石分類
 6.火成・変成作用と岩石分類
 7.海洋と生命活動の地球化学的知見
 8.鉱物科学と資源探査
 9.土壌と廃棄物問題
 10.地質構造発達史I先カンブリア時代
 11.地質構造発達史II古生代
 12.地質構造発達史III中生代
 13.地質構造発達史IV新生代
 14. 日本等島弧の地質学的特徴
 15. 成果確認(試験)
 
<成績評価方法及び水準>
  期末試験の結果をもって評価の基準とする。ただし状況に応じて出席状況を評価に加える。
<教科書>
  ニューステージ新訂地学図表」(浜島書店)毎回プリント配布予定。
 
<参考書>
  川上伸一・東條文治「図解入門地球史がよくわかる本」秀和システム社唐戸俊一郎「レオロジーと地球科学」東京大学出版会
 沓掛俊夫「地球史入門」産業図書 ほか
 
<オフィスアワー>
  講義終了後、八王子キャンパス非常勤講師室E-mailでのやりとりは随時できます。takaotanosaki@excite.co.jp
 
<学生へのメッセージ>
  々の知識習得も大切ですが、固体地球科学全体を把握する自然観(現在のそれが完全とはいえませんが)の把握に努めてください。それは理科・環境教育全体に共通するものです。
<備考>
  実物や視聴覚教材を多用して、文字だけによる暗記だけからは脱却したいと思います。野外観察が可能なので、地学実験を受講されることをおすすめします。
   
 
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