2012年度工学院大学 第1部環境エネルギー化学科

地学II(General Earth Science II)[6453]

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2単位
田野崎 隆雄 非常勤講師

最終更新日 : 2012/12/14

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
地学Iの学習のもと、地質学鉱物科学分野を中心とした固体地球科学について、再一学及び歴史学の面から、岩石・層序・構造学の知識を習得し、地質構造発達史の観点から理解する。また資源環境問題を通じて、次世代育成のために獲得しておかねばならない、知識、自然観を修得する。

<授業計画及び準備学習>
1.ガイダンス 地質学の範囲・学習目的
2.地質学の歴史、方法、新しい発見
3.惑星系における地球と元素分配
4.地球の内部構造と地球物理学知見
5.浸食・堆積作用と岩石分類
6.火成・変成作用と岩石分類
7.海洋と生命活動の地球化学的知見
8.鉱物科学と資源探査
9.土壌と廃棄物問題
10.地質構造発達史I先カンブリア時代
11.地質構造発達史II古生代
12.地質構造発達史III中生代
13.地質構造発達史IV新生代
14. 日本等島弧の地質学的特徴
15. 成果確認(試験)

<成績評価方法及び水準>
期末試験の結果をもって評価の基準とする。ただし状況に応じて出席状況を評価に加える。

<教科書>
ニューステージ新訂地学図表」(浜島書店)
毎回プリント配布予定。

<参考書>
川上伸一・東條文治「図解入門地球史がよくわかる本」秀和システム社
唐戸俊一郎「レオロジーと地球科学」東京大学出版会
沓掛俊夫「地球史入門」産業図書 ほか

<オフィスアワー>
講義終了後、八王子キャンパス非常勤講師室
E-mailでのやりとりは随時できます。takaotanosaki@excite.co.jp

<学生へのメッセージ>
々の知識習得も大切ですが、固体地球科学全体を把握する自然観(現在のそれが完全とはいえませんが)の把握に努めてください。それは理科・環境教育全体に共通するものです。

<備考>
実物や視聴覚教材を多用して、文字だけによる暗記だけからは脱却したいと思います。野外観察が可能なので、地学実験を受講されることをおすすめします。

 

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