2012年度工学院大学 第1部環境エネルギー化学科
地学I(General Earth Science I)[6452]
2単位 田野崎 隆雄 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 地学IIの範囲である地質学鉱物科学分野を除く、地震・海洋・気象・天文・宇宙・古生物の各分野を学び、現在までにわかっていること、未解明なことを知り、地球境問題との関わりあいを理解する。博物学的理解に加え、次世代育成のために取得しておかねばならない最低限の知識、自然観を修得する。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.ガイダンス 地学の範囲・学習目的(当日までに教科書を入手しておくこと)
2.大地の変動と人類活動 3.地球物理学概論 4.大気の運動と気象変動I 5.大気の運動と気象変動II 6.水圏の特徴と地球環境I 7.水圏の特徴と地球環境II 8.惑星の形成と特徴I 9.惑星の形成と特徴II 10.太陽系の構成 11.恒星と銀河のなりたち 12.宇宙の進化と構造 13. 地球の特異性と生命の誕生 14. 生物進化と地球環境問題 15. 成果確認(試験)
- <成績評価方法及び水準>
- 期末試験の結果をもって評価の基準とする。ただし状況に応じて出席状況を評価に加える(毎回末に課題を出す)
- <教科書>
- [ニューステージ新訂地学図表」(浜島書店)
毎回プリント配布予定。
- <参考書>
- 杵島正洋・松本直記・左巻健男「新しい高校地学の教科書」講談社ブルーバックス
鹿園直建「地球惑星システム科学入門」東京大学出版会 渡部潤一「知識ゼロからの宇宙入門」幻冬者 ほか
- <オフィスアワー>
- 講義終了後、八王子キャンパス非常勤講師室
E-mailでのやりとりは随時できます。takaotanosaki@excite.co.jp
- <学生へのメッセージ>
- 自然は我々に対して恩恵を与えてくれるのみならず災害をもたらします。しかも地学分野に関してはわからないことの方が多い。しかし人類は研究教育の蓄積によりこの自然と共存して来ました。今後も次世代の育成のために、どのような自然観を持たせるのかを中心に進めて行きたいと思います。
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