2012年度工学院大学 第1部環境エネルギー化学科
○化学応用学概論(Introduction to Applied Chemistry and Chemical Engineering)[4211]
2単位 長本 英俊 教授 [ 教員業績 JP EN ] 小野 幸子 教授 [ 教員業績 JP EN ] 南雲 紳史 教授 [ 教員業績 JP EN ] 中尾 真一 教授 [ 教員業績 JP EN ] 木村 雄二 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 化学は衣服や道具など私たちが日常的に使っているものの基になるもの(素材)を製造すること、空気や水などの環境を清浄化すること、燃料電池のように自由に使えるエネルギーをつくりだすこと、また物質を通して生命現象を理解して役立てることなど、広く関わっています。この関わりについて、これまでに学んできたことを確かめながら、いくつかの例を引いて説明し、皆さんのこれからの勉強のきっかけになるようにします。
- <授業計画及び準備学習>
- エネルギーって何?どう使うの?(長本)
1.エネルギーって何? 2.色々なエネルギー 3.有効に使うとは?
材料の安全性・信頼性の話(木村) 4.材料の安全性・信頼性とは 5.生活を支える材料の安全性 6.環境・エネルギー機器に使用される材料の信頼性
物質・材料を見るミクロな目と巨大システムを俯瞰するマクロな目(中尾) 7.分子をサイズで分ける分離膜の世界 8.世界の水不足を解決する膜を用いた水処理システム 9.地球温暖化を防止する膜を用いた水素エネルギーシステム
無機化学の昔と今の話(小野(幸)) 10.化学元素の話(1) 11.化学元素の話(2) 12.ナノテクノロジーの世界
創薬化学入門(南雲) 13.生命の進化と有機化合物の進化 14.生物が作り出す有機化合物 15.医薬品合成化学序論
必要な準備学習は、講義の終わりに与えられる。
- <成績評価方法及び水準>
- 出席と簡単な試験(クイズ)を、それぞれ80%と20%の重みで評価して、合計60点以上を合格とする。
- <教科書>
- 一部プリントを配布する。
- <オフィスアワー>
- 居室とメールアドレスは下の通りです。メールで連絡し、約束した上で訪問してください。
長本:5号館206、nagamoto@cc.kogakuin.ac.jp 木村:12号館209、kimura@cc.kogakuin.ac.jp 中尾:7号館106、maku@cc.kogakuin.ac.jp 小野(幸):17号館255、sachiono@cc.kogakuin.ac.jp 南雲:17号館357、bt13071@ns.kogakuin.ac.jp
- <学生へのメッセージ>
- 講義を受けて、中身を楽しんでください。聴いていて疑問を感じたら、自分で調べたり、先生に質問することを勧めます。
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