| 2012年度工学院大学 第1部応用化学科
 
 ○応用化学実験C(Applied Chemistry Laboratory C)[0330] 1単位
 阿部 克也 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
 坂口 政吉 講師  [ 教員業績  JP  EN ]
 五十嵐 哲 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
 杉山 健二郎 講師  [ 教員業績  JP  EN ]
 油井 信弘 助教  [ 教員業績  JP  EN ]
 小山 文隆 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
 
 
 
<授業のねらい及び具体的な達成目標>
  生体内で様々な役割を持ち,ネットワークを築いているタンパク質の相互作用の重要性を理解することに重点をおき,タンパク質の機能と精製に関する実験を行う。<具体的な達成目標>
 (1)アミノ酸配列および組成の違いに基づいたタンパク質の特徴を理解する。
 (2)タンパク質を扱う実験方法の理解とその進め方,および結果の解釈方法を身に付ける。
 (3)測定機器の測定原理を理解し,操作方法を修得する。
 
<授業計画及び準備学習>
  C-1 タンパク質の機能生体中のタンパク質間相互作用のネットワークの仕組みを上手に活用・応用する「タンパク質の機能を利用する」という点を中心に学習,修得することを目的とする。
 <授業計画>
 1. 実験講義
 2. 酵素反応を利用した糖質量測定
 3. バイオセンサの作製およびその性能評価
 
 C-2  タンパク質の精製
 個々の反応としてタンパク質間の相互作用を解析する上で重要な「タンパク質を精製する」という点を中心に学習,修得することを目的とする。
 <授業計画>
 1. 実験講義
 2. クロマトグラフィによるタンパク質の分離・精製
 3. タンパク質の電気泳動
 
<成績評価方法及び水準>
  出席は全出席でレポートも全て提出を原則とする。評価は,出席,実験態度,レポートで評価する。出席状況が悪い者,レポート未提出の者は単位を認定しない。
<教科書>
  「応用化学実験」工学院大学工学部応用化学科編
<オフィスアワー>
  原則として授業の前後。
<学生へのメッセージ>
  実験にあたっては,テキストに書いてある通り機械的に実験してレポートを書くというのではなく,記述されている実験の内容について,自分で必要な試料・器具・手順を考えて,問題点がないかどうかを確認したのち,実験ノートに記入し,当日の実験に備えることが必要である。また実験における諸注意を守り,事故を起こさぬように注意しなければならない。危険性のある試薬等を扱う場合は安全メガネ(またはメガネ)をかけることが必要である。
   
 
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