2012年度工学院大学 第1部応用化学科

政治システム論(Political Systems)[1407]

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2単位
明田川 融 非常勤講師

最終更新日 : 2012/12/14

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 停滞したたま一向に回復の光が見えない経済、貧困と社会的格差の拡大、それらも要因とする都市民の無縁化と孤独死、さらに、いわゆる「3.11」(巨大地震や津波といった自然災害に原発事故といった人災)からの復旧・復興……。政治や行政が取り組むべき課題は山積しています。それらの前には現在の政治も行政も無力のように見えますが、それでも、私たちは自らの代表である議会や政府――それがどんなに愚かに見えても――を通じて政治的意思決定や行動をおこなわなければなりません。この授業では、私たちが政治的意思決定と行動をおこなうための「足場」づくりを目標とします。授業に出たからといって、すぐにそのような基礎をきづくのは難しいかもしれませんが、受講生の皆さんといっしょに、その難題に取り組んでいきたいと考えています。

<授業計画及び準備学習>
 現在日本の政治を理解するトレーニングとして、概ね以下の項目に沿って授業を進めていきます。
1.ガイダンス
2.政治権力
3.政党
4.選挙
5.議員
6.議会
7.立法
8.政府
9.官僚機構
10.政治とカネ
11.分権
12.政治指導
13.住民投票
14.危機管理
15.学習成果の確認(試験)

<成績評価方法及び水準>
 定期試験結果70%、平常点(出席状況および授業時に課される提出物)30%

<教科書>
 これといった1冊の教科書は使用しません。適宜にプリントなどを配布します。

<参考書>
 授業のなかで適宜に指示します。

<オフィスアワー>
 授業がある月曜日の14時50分〜15時00分。

 

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