2012年度工学院大学 第1部マテリアル科学科
線形代数学II(Linear Algebra II)[5E73]
2単位 長谷川 研二 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 線形代数学Iの続きであるが、主な内容は固有値と固有ベクトルおよびその応用である。IのみでなくIIも習得すれば応用範囲が非常に広くなる。(例えば振動、制御)具体的な達成目標は主に
- 固有方程式による固有値の計算
- 固有ベクトルを求め、行列を対角化すること
- 2次曲線や2次曲面の概形や分類の判定
- <授業計画及び準備学習>
- 固有値
- 固有多項式
- 固有ベクトル
- 固有空間
- 行列の対角化
- 内積と対称行列
- 対称行列の固有値
- 対称行列の固有ベクトルの直交性
- 正規直交基底
- 直交行列
- 対称行列の直交行列による対角化
- 対称行列と2次形式
- 2次曲線
- 2次曲面
- 学習成果の確認(試験)
準備学習 : 配布プリントを読んでおくこと。プリントを配布する前にファイルをキューポートに アップロードすることもある。
- <成績評価方法及び水準>
- 線形代数学Iと同じ
- <教科書>
- プリント
- <参考書>
- 線形代数学Iと同じ
- <オフィスアワー>
- 金曜日2時限(八王子校舎)
- <学生へのメッセージ>
- 線形代数学は微分積分(数学I、II)と並び工学では必要である。難しいとか面倒くさいということで諦めたりせず、自分で手を動かして計算する姿勢があれば習得できる筈である。
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