2012年度工学院大学 第1部マテリアル科学科

線形代数学II(Linear Algebra II)[5E73]

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2単位
長谷川 研二 准教授  
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最終更新日 : 2012/12/14

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 線形代数学Iの続きであるが、主な内容は固有値と固有ベクトルおよびその応用である。IのみでなくIIも習得すれば応用範囲が非常に広くなる。(例えば振動、制御)具体的な達成目標は主に

  1. 固有方程式による固有値の計算
  2. 固有ベクトルを求め、行列を対角化すること
  3. 2次曲線や2次曲面の概形や分類の判定

<授業計画及び準備学習>

  1. 固有値
  2. 固有多項式
  3. 固有ベクトル
  4. 固有空間
  5. 行列の対角化
  6. 内積と対称行列
  7. 対称行列の固有値
  8. 対称行列の固有ベクトルの直交性
  9. 正規直交基底
  10. 直交行列
  11. 対称行列の直交行列による対角化
  12. 対称行列と2次形式
  13. 2次曲線
  14. 2次曲面
  15. 学習成果の確認(試験)

準備学習 : 配布プリントを読んでおくこと。プリントを配布する前にファイルをキューポートに
         アップロードすることもある。

<成績評価方法及び水準>
線形代数学Iと同じ

<教科書>
プリント

<参考書>
線形代数学Iと同じ

<オフィスアワー>
金曜日2時限(八王子校舎)

<学生へのメッセージ>
 線形代数学は微分積分(数学I、II)と並び工学では必要である。難しいとか面倒くさいということで諦めたりせず、自分で手を動かして計算する姿勢があれば習得できる筈である。

 

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