2012年度工学院大学 第1部マテリアル科学科
マテリアル創造設計(Materials Creative Design)[3C73]
2単位 矢ケ崎 隆義 教授 [ 教員業績 JP EN ] 桑折 仁 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- マテリアルに携わるエンジニアとして必要とされる設計製図を理解し、図面を作成することが出来るようになる事を授業の目的とする。本授業の受講は3年前期科目である『マテリアルデザイン』を受講している事を前提とし、主として環境保全装置等の設計と製図法の習熟を通して創造設計の概念を学ぶ。尚、設計対象として代表的な環境・エネルギー関連装置等を取り上げる。
- <授業計画及び準備学習>
- 第1週 『ガイダンス』創造設計の必要性等について学ぶ。
第2週 与えられた3次元物体の形状・寸法の読み取り手順について学ぶ。図面レイアウト・設計仕様書を提出する。 第3週 読み取り設計・製図を実習する:第1週目 第4週 読み取り設計・製図を実習する:第2週目 第5週 読み取り設計・製図を実習する:第3週目 第6週 読み取り設計・製図を実習する:第4週目:図面を提出して検図・試問を受ける。 第7週 環境保全装置の設計・製図を実習する:第2週目:図面を提出して検図・試問を受ける。 第8週 環境保全装置の設計手順について学ぶ。図面レイアウト・設計仕様書提出する。 第9週 環境保全・エネルギー装置の設計・製図を実習する:第1週目 第10週 環境保全・エネルギー装置の設計・製図を実習する:第2週目 第11週 環境保全・エネルギー装置の設計・製図を実習する:第3週目:図面を提出提出して検図・試問を受ける。 第12週 創造設計:第1週目:与えられた物体を計測し、図面レイアウト・設計仕様書を作成、提出す る。 第13週 創造設計:第2週目:実質設計(1日目) 第14週 創造設計:第3週目:実質設計(2日目) 第15週 創造設計:第4週目:検図・試問を受ける。
- <成績評価方法及び水準>
- 提出図面:60点、試問:20点、平常点:20点、として評価する。ただし、決められた期限までに図面の提出がない場合には評価しない。満点を100点とし、60点以上の者に単位を認める。僅かに60点未満となった者にはレポートの提出を認め、レポート内容が不足得点を補うと判断される場合には最終成績を60点とし単位を認める。
- <教科書>
- 『基礎化学製図』基礎化学製図編集委員会(産業図書)、『材料の科学と工学〔4〕材料の構造・製法・設計』W.D.キャリスター著(培風館)を教科書とし、その他必要に応じて写図用図面、設計資料、課題プリント等を配布する。また、製図室には必要とされる便覧等を配置し閲覧を可能とする。
- <参考書>
- 『化学プラント設計の基礎(第2版)』大村朔平、星協一共著(東京化学同人)、『化学装置便覧』化学工学協会編(丸善)、『環境リサイクル 法令・JIS要覧』リサイクル法令・規格研究会:矢ケ崎隆義、他共著(新日本法規出版)、『最新機械製図』林洋次、他共著(実教出版)
- <オフィスアワー>
- 授業のない時間であれば、新宿キャンパス1974室にて質疑等可能。それ以外でもメールにて約束の上、対応する事も可能。事前にE-Mail:yagasaki@cc.kogakuin.ac.jpにて連絡されたい。
- <学生へのメッセージ>
- 『マテリアルデザイン』にて学修した知識を整理し、積極的に授業に臨まれたい。『マテリアル創造設計』では、創造性を加味した設計が出来るようになることに主眼を置いて教授する。
- <備考>
- 授業の展開中に、JIS(日本工業規格)等の工業規格の利用法をマスターする。予め、工業規格体系などを学習しておくことが望ましい。
- <参考ホームページアドレス>
- http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~wwb1021/
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