2012年度工学院大学 第1部マテリアル科学科

有機化学実験(Organic Chemistry Laboratory)[3B75]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
安井 英子 准教授  
[ 教員業績  JP  EN ]
南雲 紳史 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]
油井 信弘 助教  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2012/12/14

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
基礎的な単位操作および合成実験を行ない,有機化学実験の基本を修得する。
達成目標を以下に記す。
蒸留装置,反応装置などの組み立て方法を習得する。使用する化学薬品および合成した生成物の性質を把握する。効率よく目的物を合成する。

<授業計画及び準備学習>
1. 有機化学実験のガイダンスおよび実験器具の確認
2. 抽出操作による物質の分離
3. 酢酸ペンチルの合成
4. ニトロベンゼンからアニリンの合成(1)
5. ニトロベンゼンからアニリンの合成(2)
6. アセチル化と再結晶
7. 融点測定
8. バルビツール酸誘導体の合成(1)プロパノールの臭素化
9. バルビツール酸誘導体の合成(2)マロン酸ジエチルのアルキル化
10. バルビツール酸誘導体の合成(3)減圧蒸留
11. バルビツール酸誘導体の合成(4)薬理の解説等
12. 環化反応と再結晶・融点測定
13. Diels-Alder反応
14.学習成果の確認(試験)

ただし、実験の進捗状況によってはテーマ数を変更することもある。

<成績評価方法及び水準>
単位取得には初回のガイダンスに出席することが必須である。また、実験系科目は全回出席が基本である。レポート,授業中に適宜行う小テスト,予習(実験ノート),実験技術(態度)および定期試験(実験内容の理解)を総合的に判断し、60点以上の者に単位を認める。

<オフィスアワー>
授業前後

<学生へのメッセージ>
実験室内では常に危険防止に注意し,安全メガネ(またはメガネ)をかけること。実験前講義において居眠りをしている者は安全上の理由から実験をさせないこともある。安全に実験を行うためにも実験前日は十分な睡眠をとるようにすること。

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2012 Kogakuin University. All Rights Reserved.