2012年度工学院大学 第1部マテリアル科学科

マテリアル科学実験B(Laboratory of Materials Science B)[0004]

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1単位
大川 春樹 准教授  
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最終更新日 : 2012/12/14

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
我々の生活を支えるために重要な材料である有機高分子(ポリマー)を重合反応により合成し、生成物の高分子反応、反応機構、低分子有機化合物とは異なる特徴について学ぶ。さらに、有機・無機化合物の同定に一般に広く用いられている赤外吸収スペクトル法により、得られた高分子の構造解析について学ぶ。

<授業計画及び準備学習>
1.酢酸ビニルのラジカル重合
2.ポリ酢酸ビニルの加水分解
3.赤外吸収スペクトルによる生成物の構造解析

<成績評価方法及び水準>
出席状況、予習(実験ノート)、実験技術(態度)および定期試験(実験内容の理解)を総合的に判断し、60点以上の者に単位を認める。出席状況が悪い者、レポート未提出の者は単位を認定しない

<オフィスアワー>
金曜日15:00〜17:00

<学生へのメッセージ>
実験にあたっては、テキストに書いてある通り機械的に実験してレポートを書くというのではなく、記述されている実験の内容について、自分で必要な試料・器具・手順を考えて、問題点がないかどうかを確認したのち、実験ノートに記入し、当日の実験に備えることが必要である。また実験における諸注意を守り、事故を起こさぬように注意しなければならない。危険性のある試薬等を扱う場合は安全メガネ(またはメガネ)をかけることが必要である。

 

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