| 2012年度工学院大学 第1部機械システム工学科
 
 統計学II(Statistics II)[5E04] 2単位
 山田 隆行 非常勤講師
 
 
 
<授業のねらい及び具体的な達成目標>
  問題や分析した結果を第3者に分かり易くまたインパクトを与えるようにうまく伝えること、効率良く発表できることが現代社会で重要である。よって、見える化に重点を置き、統計的データ分析を学ぶ。< 実験・調査>や<データ解析>に必要な問題の見える化に重点を置き、実際にEXCELでデータを操作しながらデータの整理、データのビ ジュアル化・グラフ作成、ビジュアル化+<データ解析法>である相関分析、回帰分析と有意差検定を学ぶ。
 次に多変量統計解析の<データ解析法>である主成分分析、判別分析、重回帰分析について学ぶ。それぞれについて理論的な考え方、EXCELを用いた解析法、解析結果の読み方を学ぶ。
 JABEE:
 (C)コミュニケーション能力の習得:○
 (D)基礎工学・専門工学知識の習得:◎
 (F)デザイン能力の習得の項目2:○
 (C) 技術者として基礎力の修得:◎
 (E) 柔軟性のある統合化能力の修得:○
 JABEE基準1の(1)の知識・能力:(d)の(1):◎
 
<授業計画及び準備学習>
  1.データの整理、EXCEL基本操作2.データのグラフ化、EXCELグラフ作成I
 3.データのグラフ化、EXCELグラフ作成II
 4.ビジュアル化+相関分析と回帰分析I
 5.ビジュアル化+相関分析と回帰分析II
 6.ビジュアル化+有意差検定I
 7.ビジュアル化+有意差検定II
 8.実験計画法と分散分析I
 9.実験計画法と分散分析II
 10.多変量解析の基礎
 11.主成分分析I
 12.主成分分析II
 13.判別分析I
 14.判別分析II
 15. 学習成果の確認(試験)
 
<成績評価方法及び水準>
  演習問題と試験の結果を以下のように重み付けして合計し、60点以上を合格とします.1. 試験の成績(重み=0.8)
 2. 授業内で実施・提出する演習問題の平均(重み=0.2)
 
<参考書>
  「ビジュアルデータアナリシス」、山下俊恵、上村龍太郎、高橋隆男、橋本政樹(東海大学出版会)1)多変量データ解析入門、杉山 高一、朝倉書店
 2)統計解析入門、白旗慎吾著、1992年、共立出版
 
<オフィスアワー>
  授業が始まる前又は終わった後など適時.
<学生へのメッセージ>
  毎回の演習問題のために電卓・EXCEL操作が必要です. 
   
 
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