| 2012年度工学院大学 第1部機械システム工学科
 
 テクニカルコミュニケーション(TC : Technical Communication)[4D19] 2単位
 佐藤 雅明 非常勤講師
 
 
 
<授業のねらい及び具体的な達成目標>
  他者とのコミュニケーションで重要なのは、伝えたい情報や意見・主張を、体系的に構成し論理的に展開することです。人は一度に多くの情報を処理することが得意ではありません。重要な情報に優先順位をつけ、明確で簡潔な文章で発信することが求められます。本科目では文章作成やコミュニケーションの基本的な表現方法を学び、毎回の授業で、課題による実技を通して習得します。一般的な伝達から研究レポートや論文を作成するのに必要とされる基本的な表現技術を中心に授業を進めていきます。
 
 (JABEE学習・教育目標)
 「機械システム基礎工学プログラム」:(F)コミュニケーション技術の習得◎
 
<授業計画及び準備学習>
  1.技術者とコミュニケーションについて学ぶ。電子教材のテキストを復習する。2.文章の基本について学ぶ。テキストを予習する。演習課題で復習する。
 3.論理的な文章の作成(1)について学ぶ。テキストを予習する。演習課題で復習する。
 4.論理的な文章の作成(2)について学ぶ。テキストを予習する。演習課題で復習する。
 5.正しい情報を伝える表現方法について学ぶ。テキストを予習する。演習課題で復習する。
 6.複雑な情報を伝える表現方法について学ぶ。テキストを予習する。演習課題で復習する。
 7.事例文により実際の文章作成を学ぶ。テキストを予習する。演習課題で復習する。
 8.科学技術文章の作成を学ぶ。テキストを予習する。演習課題で復習する。
 9.エンジニアから伝える文章について学ぶ。テキストを予習する。演習課題で復習する。
 10.研究レポート・論文の基本について学ぶ。テキストを予習する。演習課題で復習する。
 11.取扱説明書の基本について学ぶ。テキストを予習する。演習課題で復習する。
 12.取扱説明書の事例を学ぶ。テキストを予習する。演習課題で復習する。
 13.実際の取扱説明書を題材に文章作成を学ぶ。テキストを予習する。演習課題で復習する。
 14.エンジニアとテクニカルコミュニケーションをまとめる。テキストを予習する。整理し復習する。
 15.学習成果の確認(試験)
 
<成績評価方法及び水準>
  授業中の課題演習(40%)、定期試験(50%)、授業貢献(10%)で評価し、合計で60点以上を合格とします。
<教科書>
  「伝わるコミュニケーションの基本」佐藤雅明、三恵社 2012年8月発刊予定
<参考書>
  授業中に紹介します。
<オフィスアワー>
  木曜日。授業終了後教室。
<学生へのメッセージ>
  論理的な表現技術を習得することで、自分の考えや意見を整理し、まとめることができます。簡潔で明確な情報を伝えることができるようになり、研究レポートや論文作成のときの基礎力になります。この授業では、積極的な発言や意欲的な取り組みを評価し、期限や時間を大切にします。
   
 
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