| 2012年度工学院大学 第1部機械システム工学科
 
 CAD/CAM/CAE概論(Introduction to CAD/CAM/CAE)[2205] 2単位
 見崎 大悟 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
 
 
 
<授業のねらい及び具体的な達成目標>
  機械システムの設計・開発・生産においてかかすことができない、コンピュータをもちいた支援システムについて、大学で取得する関連科目および機械システムの設計実例に対応付けて、基本的な仕組みを理解する。以下に具体的な目標を示す。
 (1)概念設計から詳細設計までコンピュータをもちいた設計の流れを理解する
 (2)CAD/CAM/CAEをもちいた設計開発の基礎を理解する
 (3)CADやNC工作機械における情報の表記方法について理解をする
 (4)開発現場におけるコンピュータの役割や設計の最適化について理解する
 (5)もの作りのグローバル化について理解をする
 (6)エンジニアリング・デザインについて理解をする
 
 (JABEEの学習・教育目標)
 「機械システム基礎工学プログラム」(D)◎、(C)○
 (JABEE 基本キーワード)
 設計法、加工法、情報処理、モデルと評価
 (JABEE 個別キーワード)
 「機械システム基礎工学プログラム」コンピュータリテラシー、NC工作機械、CAD/CAM/CAE、システム設計
 (習得後の展開)本科目の内容は、機械システム設計、CAD演習などの科目だけでなく、卒業論文でも関係する研究が多々ある。
 
<授業計画及び準備学習>
  1.[ガイダンス] コンピュータ支援による設計2.[CAD/CAM/CAE] CAD/CAMの概要
 3.[CAD/CAM/CAE] CAD/CAMの生い立ち
 4.[CAD/CAM/CAE] CADのハードウエア
 5.[CAD/CAM/CAE] CADのソフトウェア
 6.[NC工作機械] CAMのハードウエア
 7.[CAD/CAM/CAE] CAMのソフトウェア
 8.[コンピュータリテラシー] CAD/CAMソフトの操作方法
 9.[CAD/CAM/CAE] CAEの概要
 10.[システム設計] CAD/CAM/CAEの導入効果
 11.[システム設計] CAD/CAM/CAEを用いた自動車の設計事例
 12.[システム設計] CAD/CAM/CAEを用いた家電製品の設計事例
 13.[システム設計] 人工知能をもちいた機械の最適設計
 14.[全体のまとめ] 講義全体のまとめ
 15・[学習成果の確認] 試験
 
<成績評価方法及び水準>
  成績評価は、講義において行われる演習・小テスト・課題を30%、期末試験を70%とし、60点以上の者に単位を認める。ただし3分の1以上欠席した学生は履修放棄とみなし成績評価をおこなわない。「機械システム基礎工学プログラム」の学習・教育目標(C)(D)は、上記の評価基準を満たせば達成される。
 
<教科書>
  特になし、資料は随時配布する。 
<オフィスアワー>
  水曜日 11:00〜12:30これ以外の時間帯の質問、及びメールでの質問などは研究室のホームページに示すメールアドレスまで連絡のこと。
 
<学生へのメッセージ>
  講義で紹介するソフトウェアで、利用可能なものは、実際に利用して理解を深めて下さい。 詳細は参考ホームページアドレスで紹介します。
 
<参考ホームページアドレス>
  http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~wwa1043/
   
 
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