| 2012年度工学院大学 第1部機械工学科
 
 ○数学演習II(Exercises in Mathematics II)[6151] 1単位
 浦田 哲哉 非常勤講師
 
 
 
<授業のねらい及び具体的な達成目標>
   多変数関数の微分積分に関する基礎的な演習を行う.様々な具体的な関数に対して微分積分の計算が出来るようになることを目標とする.
 (JABEE学習・教育目標)
 「機械工学エネルギー・デザインプログラム」:(D)◎
 (前提となる基礎知識と習得後の展開)
 本科目を履修する前に,「数学I」及び「数学演習I」を履修,習得する必要がある.本科目習得後は,「線形代数学」,「微分方程式論」の習得を行うことができる.
 
<授業計画及び準備学習>
  1) ガイダンス,関数の微分 [微分法の基礎]準備学習 : 「数学演習I」で学習した微分の復習をしておくこと
 2) 関数の偏微分 [偏微分の計算]
 3) 関数の偏微分 [合成関数の偏微分]
 4) 関数の偏微分 [変数変換]
 5) 偏微分の応用 [多変数関数の極大極小]
 6) 偏微分の応用 [極大極小の応用]
 7) 関数の偏微分 [確認テスト]
 8) 関数の積分 [積分法の基礎]
 準備学習 : 「数学演習I」で学習した積分の復習をしておくこと
 9) 関数の多重積分 [2重積分]
 10) 関数の多重積分 [積分順序の交換]
 11) 関数の多重積分 [極座標による積分]
 12) 関数の多重積分 [多重積分の変数変換]
 13) 多重積分の応用 [多重積分の応用]
 14) 関数の多重積分 [確認テスト]
 準備学習 : 各回とも、前回配布したプリント内容の確認と練習問題を繰り返し解くこと
 15) 学習成果の確認(試験)
 準備学習 : 前回までの総復習を行うこと
 
<成績評価方法及び水準>
  原則として,確認テスト(50%)と最終回に行う試験(50%)の結果により判断する.なお,試験類を特別な理由なしに欠席をした場合は,受講放棄と見なしすべての採点をしないこともある.「機械工学エネルギ・デザインプログラム」の学習・教育目標(D)は,上記の評価基準を満たせば,達成される.
 
<教科書>
  配布プリントによる
<参考書>
  「微分積分学の基礎」吉田・北原・西村 共著(理学書院)
<オフィスアワー>
  土曜日  1号館 講師室
<学生へのメッセージ>
  演習であるから,必ず出席し自ら問題を解くことが前提である.はじめは解くことができなくても,最後まであきらめずに問題にとりかかり,繰り返し演習を行って身につけることが重要である.
<備考>
  学生の理解度に合わせて,内容や成績評価方法を変更する場合がある.
   
 
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