| 2012年度工学院大学 第1部機械工学科
 
 △化学I(Chemistry I)[3351] 2単位
 司  英隆 非常勤講師
 
 
 
<授業のねらい及び具体的な達成目標>
  理系の学生に必要とされる化学の基礎知識を習得し,機械工学の技術と化学との関係を理解できるようにすることを目的とする。
<授業計画及び準備学習>
    1.「総論」自然科学の中の化学の位置づけと他の分野との関係準備学習:教科書の第1章を熟読する。
 2.「物質の分類と化学の法則(1)」原子の構造と物質との関係
 準備学習:教科書の1.1を熟読し理解する。
 3.「物質の分類と化学の法則(2)」原子の構造と化学変化
 準備学習:教科書の1.3を熟読し,原子量,分子量,モル関係等について調べておく。
 4.「化学の法則と化学反応(1)」化学反応から何がわかるか。
 準備学習:化学反応式の持つ意味について調べておく。
 5.「化学の法則と化学反応(2)」化学反応の数量的な取り扱いについて
 準備学習:反応式の係数の持つ意味と係数の求め方について調べておく。
 6.「化学の法則と化学反応(3)」反応式を用いた反応量の計算法
 準備学習:モルの計算法,アボガドロの法則等を復習しておく。
 7.「酸と塩基(1)」酸と塩基についての基礎理論とpHなどの計算方法
 準備学習:教科書p5〜p6及び第8章の8.1をよく読み理解しておく。
 8.「酸と塩基(2)」酸と塩基についての近代的な理論とその取り扱い
 準備学習:アレーニウス及びブレンステッドの理論を調べておく。
 9.「演習(1)」演習問題を解くことにより上記1〜4の講義内容についての理解を深める。
 準備学習:教科書p7の演習問題を解いておく。
 10.「演習(2)」演習問題を解くことにより上記4〜8の講義内容についての理解を深める。
 準備学習:前の授業時間に出した演習問題を解いておく。
 11.「無機化合物と有機化合物」無機化学と有機化学の歴史とその意味ついて
 準備学習:教科書第4章の4.1を読み,有機物と無機物の違いを理解しておく。
 12.「有機化合物の命名と反応」簡単な有機化合物の命名法と反応について
 準備学習:教科書第5章の5.1を読み,飽和炭化水素の命名法を理解しておく。
 13.「有機化合反応」基礎的な有機化学反応について
 準備学習:教科書第5章の5.2を読み,不飽和炭化水素の命名法を理解しておく。
 14.「演習(3)」演習問題を解くことにより上記11から13の講義内容についての理解を深める。
 準備学習:前の時間に出した演習問題を解いておくこと。
 15.「学習成果の確認(試験)」
 
<成績評価方法及び水準>
  最終回に行う試験を100点満点とし,得点が60点以上の者を合格とする。ただし1/3(6回)以上欠席した学生は,履修放棄とみなし成績評価を行わない。また,授業中,他の学生に対して著しい迷惑行為を繰り返して行った者も履修放棄とみなし成績評価を行わない。
<教科書>
  成澤好男,渡部正利著, 「新課程 一般化学」(産業図書)
<オフィスアワー>
  日時:水曜日,12時30分〜13時10分,場所:講師控え室
 
   
 
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