| 2012年度工学院大学 第1部機械工学科
 
 ○機械工学基礎演習II(Engineering Exercise of Fundamentals of Mechanical II)[3408] 1単位
 橋本 成広 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
 
 
 
<授業のねらい及び具体的な達成目標>
  機械工学における専門分野について理解するとともに,初年次におけるエンジニアリング・デザイン教育を体験する。ものづくり体験を通じて,グループ討論やプレゼンテーションを体験し,学生相互間のコミュニケーション力ならびにチームワーク力を養い,自然や社会への影響など,制約条件のもとでの課題を解決する能力を身につける。また,これからの大学生活における学習計画を立てるとともに、さまざまな職業,働くことの意義について学び,将来の自分の職業について考える。
 (具体的な目標)
 (1)機械工学の専門科目への導入。
 (2)ものづくり等の体験を通じて,複数の解が存在すする課題について,制約された条件のもとで解決できる力を養う。
 (3)グループ討論,プレゼンテーションやレポートの作成を通じて,コミュニケーション力ならびにチームワーク力を養う。
 (4)地球環境などの自然や社会への影響について考える。
 (5)将来の職業について考える。
 
 (機械工学エネルギー・デザインプログラム学習・教育目標)
 (A)多面的・総合的視点の獲得   ○
 (C)コミュニケーション能力の習得 ○
 (F)デザイン能力の習得      ◎
 
<授業計画及び準備学習>
  1.[ガイダンス] シラバスの提示と成績評価についての説明。学習・教育目標の説明。機械工業,技術の歴史,機械工学の分野 各科目のつながり。
 2.[機械工学の概要] 機械工業,技術の歴史,機械工学の分野 各科目のつながり。
 3.[専門的話題(1)] 担当教員の専門についての講義および演習。
 4.[専門的話題(2)] 担当教員の専門についての講義および演習。
 5.[専門的話題(3)] 担当教員の専門についての講義および演習。
 6.[専門的話題(4)] 担当教員の専門についての講義および演習。
 7.[もの作り体験(1)]  エンジニアリング・デザイン  課題解決型学習
 課題解決型テーマ   グループ単位で実施
 8.[もの作り体験(2)]  エンジニアリング・デザイン
 9.[もの作り体験(3)]  エンジニアリング・デザイン
 10. [もの作り体験(4)]   グループごとにプレゼンテーションの準備。
 ものづくりにおける課題解決と,その過程についてパワーポイントを作成する。
 発表の練習を行う。
 11. [もの作り体験(5)]  もの作り体験のまとめ。
 プレゼンテーションを行い,発表について質疑・討論をおこなう。レポート作成。
 12. [日本語文章表現]  もの作り体験のレポートを教材として,レポート作成技術を学ぶ。
 論理的な文章の作成。正しくわかりやすく伝えるための表現。
 13.[多面的・総合的視点] 環境問題,社会問題などをとりあげて討論。
 課題:討論の結果をレポートにまとめる。
 14.[キャリア教育] 職業とは。なぜ働くのか。 会社での仕事,工場での仕事。
 キャリアデザインについてのディスカション。
 15.[まとめ・予備日] 授業についての感想。 授業アンケートの実施
 
<成績評価方法及び水準>
  全授業出席を前提とし、演習、プレゼンテーション、レポートで評価する。評価の割合は(A)多面的・総合的視点の獲得30%,(C)コミュニケーション能力の習得30%,(F)デザイン能力の習得40%とし、(A)、(C)、(F)のそれぞれにおいて60点以上を合格とする。
<教科書>
  なし
<参考書>
  生体システム工学入門:橋本成広著(東京電機大学出版局)生体計測工学入門:橋本成広著(コロナ社)
 機械工学便覧β8生体工学(日本機械学会編)
 
<オフィスアワー>
  八王子:水曜日5時間目:教員室新宿:木曜日14:00-15:00:教員室
 その他、授業の前後に教室か教員室で対応。
 
<学生へのメッセージ>
  毎回必ず出席すること。演習を行い,レポートは必ず提出すること。
<参考ホームページアドレス>
  http://www.mech.kogakuin.ac.jp/labs/bio/
   
 
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