| 2012年度工学院大学 第1部機械工学科
 
 ○機械工学基礎演習II(Engineering Exercise of Fundamentals of Mechanical II)[3407] 1単位
 大竹 浩靖 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
 
 
 
<授業のねらい及び具体的な達成目標>
  機械工学における専門分野について理解するとともに,初年次におけるエンジニアリング・デザイン教育を体験する。ものづくり授業を通して,グループ討論やプレゼンテーションを体験し,学生相互間のコミュニケーション力ならびにチームワーク力を養い,自然や社会への影響など,制約条件のもとでの課題を解決する能力を身につける。また,これからの大学生活における学習計画を立てると共に,さまざまな職業,働くことの意義について学び,将来の自分の職業について考える。
 
 (具体的な目標)
 (1)機械工学の専門科目への導入。
 (2)ものづくり等の体験を通じて,複数の解が存在すする課題について,制約された条件のもとで解決できる力を養う。
 (3)グループ討論,プレゼンテーションやレポートの作成を通じて,コミュニケーション力ならびにチームワーク力を養う。
 (4)地球環境などの自然や社会への影響について考える。
 (5)将来の職業について考える。
 
 (機械工学エネルギー・デザインプログラム学習・教育目標)
 (A)多面的・総合的視点の獲得   ○
 (C)コミュニケーション能力の習得 ○
 (F)デザイン能力の習得      ◎
 
<授業計画及び準備学習>
  1. [ガイダンス・機械工学の概要] シラバスの提示と成績評価、学習・教育目標の説明、前期科目の成績についてのアドバイス。機械工業、技術の歴史、機械工学の分野。各科目のつながり。2.[機械工学の概要(続き)]機械工業、技術の歴史、機械工学の分野。各科目のつながり。
 3.[専門的話題(1)] 担当教員の専門についての講義および演習
 4.[専門的話題(2)] 担当教員の専門についての講義および演習
 5.[専門的話題(3)] 担当教員の専門についての講義および演習
 6.[専門的話題(4)] 担当教員の専門についての講義および演習
 7.[もの作り体験(1)]  エンジニアリング・デザイン 課題解決型学習:課題解決型テーマ(ものづくり)をグループ単位で実施する。
 8.[もの作り体験(2)]  エンジニアリング・デザイン ものづくり(製作)
 9.[もの作り体験(3)]  エンジニアリング・デザイン ものづくり(実験)
 10.[もの作り体験(4)]  エンジニアリング・デザイン もの作り体験のまとめ(評価)。グループごとにプレゼンテーションの準備:ものづくりにおける課題解決とその過程について、パワーポイントを作成する。その発表の練習を行う。
 11.[もの作り体験(5)]  もの作り体験のまとめ:プレゼンテーションを行い、発表について質疑・討論をおこなう。レポート作成。
 12.[日本語文章表現]  もの作り体験のレポートを教材として、レポート作成技術を学ぶ:論理的な文章の作成。正しくわかりやすく伝えるための表現。
 13.[多面的・総合的視点] 環境問題,社会問題などをとりあげて討論する。課題として、討論の結果をレポートにまとめる。
 14.[キャリア教育]  大学における学習計画。卒業研究や就職活動について先輩の話を聞く:職業とは、なぜ働くのか、技術者の仕事について考え、キャリアデザインについてディスカションを行う。
 15.[まとめ] 授業についての感想。授業アンケートの実施。
 
<成績評価方法及び水準>
  全授業出席を前提とし,演習,プレゼンテーション,レポートで評価する。評価の割合は(A)多面的・総合的視点の獲得 30%,(C)コミュニケーション能力の習得 30%,(F)デザイン能力の習得 40% とし,(A),(C),(F) のそれぞれにおいて60点以上を合格とする。
<教科書>
  特に、定めない。
<参考書>
  授業中に紹介する。
<オフィスアワー>
  随時(当方の時間の許す限り)、8号館307室にて。希望者は、授業直後等に、ご連絡下さい。
<学生へのメッセージ>
  頭を使い、手を動かし、汗を流し、機械工学のセンスを身につけて下さい。演習科目ですので、必ず毎回参加し、レポートを提出してください。
 
   
 
| このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。 Copyright(c)2012 Kogakuin University. All Rights Reserved.
 |  |