| 2012年度工学院大学 第1部機械工学科
 
 ○機械工学基礎演習II(Engineering Exercise of Fundamentals of Mechanical II)[3406] 1単位
 小林 潤 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
 
 
 
<授業のねらい及び具体的な達成目標>
   機械工学における専門分野について理解するとともに、初年次におけるエンジニアリング・デザイン教育を体験する。特に、ものづくり体験を通じてグループ討論やプレゼンテーションを体験し、学生相互間のコミュニケーション力ならびにチームワーク力を養い、自然や社会への影響など、制約条件のもとでの課題を解決する能力を身につける。また、これからの大学生活における学習計画を立てると共に、さまざまな職業、働くことの意義について学び、自身の将来のあるべき姿について具体的に考えるための素養を身につける。
 (具体的な目標)
 (1)機械工学の専門科目への導入。
 (2)ものづくり等の体験を通じて、複数の解が存在する課題に対し、制約された条件のもとで解決できる力を養う。
 (3)グループ討論,プレゼンテーションやレポートの作成を通じて、コミュニケーション力ならびにチームワーク力を養う。
 (4)地球環境などの自然や社会への影響について考える。
 (5)将来の職業について考える。
 
 (機械工学エネルギー・デザインプログラム学習・教育目標)
 (A)多面的・総合的視点の獲得   ○
 (C)コミュニケーション能力の習得 ○
 (F)デザイン能力の習得      ◎
 
<授業計画及び準備学習>
  1.2.[ガイダンス・機械工学の概要] シラバスの提示と成績評価機械工業,技術の歴史,機械工学の分野,各科目とのつながり。
 準備学習:機械工学基礎演習1の内容を復習すること
 3.[専門的話題(1)] 担当教員の専門についての講義および演習
 4.[専門的話題(2)] 担当教員の専門についての講義および演習
 5.[専門的話題(3)] 担当教員の専門についての講義および演習
 6.[専門的話題(4)] 担当教員の専門についての講義および演習
 準備学習:各担当教員の専門分野に関する予習を行うこと
 7.[もの作り体験(1)] エンジニアリング・デザイン  課題解決型学習
 課題解決型テーマ   グループ単位で実施
 8.[もの作り体験(2)] エンジニアリング・デザイン
 9.[もの作り体験(3)] エンジニアリング・デザイン
 10.[もの作り体験(4)] グループコンペティション
 ものづくりにおける課題解決策を競い合い、互いに評価する。
 11.[もの作り体験(5)] もの作り体験のまとめ。
 コンペティションの結果に基づきプレゼンテーションを行う。発表について質疑・討論をおこなう。レポート作成。
 準備学習:もの作り課題に関する調査を行うこと
 12.[日本語文章表現] もの作り体験のレポートを教材として、レポート作成技術を学ぶ。論理的な文章の作成。正しくわかりやすく伝えるための表現。
 準備学習:レポートの書き方等に関する書籍を読んでおくこと
 13.[多面的・総合的視点] 環境問題,社会問題などをとりあげて討論。
 課題:討論の結果をレポートにまとめる。
 準備学習:直近の新聞記事等を読んでおくこと
 14.[キャリア教育] 職業とは。なぜ働くのか。日本国憲法第27条。第一・二・三次産業。
 キャリアデザインに関するレポート課題。
 準備学習:就職活動に関する書籍を読んでおくこと
 15.[まとめ・予備日] 授業についての感想,授業アンケートの実施
 準備学習:これまでの講義内容を総復習すること
 
<成績評価方法及び水準>
  全授業出席を前提とし,演習,プレゼンテーション,レポートで評価する。評価の割合は(A)多面的・総合的視点の獲得 30%,(C)コミュニケーション能力の習得 30%,(F)デザイン能力の習得 40% とし,(A),(C),(F) のそれぞれにおいて60点以上を合格とする。
<教科書>
  特になし
<参考書>
  特になし
<オフィスアワー>
  水曜日 16:30〜17:30(八王子校舎8-203 居室)上記時間外でも随時質問を受け付けます。メールでの質問も可。
 メール:at13308@ns.kogakuin.ac.jp
 
<学生へのメッセージ>
  大学での学習を一通り体験したと思います。後期からはより高いレベルでの学習にチャレンジし、自分自身の能力の向上を目指してがんばりましょう。
   
 
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