2011年度工学院大学 第2部情報通信メディア工学科
木材加工(Wood Working)[9711]
2単位 直江 貞夫 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 1.木材加工の基礎的な道具使用の技能を具体的な製作課題に即して学びます。
2.かんなを研いで削る一連の技能を身につけます。
- <授業計画及び準備学習>
- <授業計画>
1.板材を指示された条件の下で個人的に加工する。 2.板材と角材を用いて与えられた図面をもとに加工する。 3.かんなの刃の研ぎ方を学び、使用したかんなの刃を研ぐ。 4.研いだかんなで角材を削り、薄くて広い削り屑を出す。 5.授業でおこなった加工作業の中学生における実際を映像と感想文から感じ取る。 6.中学生に木材加工の指導をする際の要点を学ぶ。 <準備学習> 参考書にあるものを製作します。かんなの研ぎもここに記述されています。教科書としては指定しませんが、授業の意図を知り、内容を納得的に体得する上で大変有効です。
- <成績評価方法及び水準>
- 毎時の授業総括文の提出、製作課題の完成品提出2件、研いだかんなとこれを使用して削った削り屑の提出を総合して評価します。
- <教科書>
- なし (授業でテキストを配布します)
- <参考書>
- 大谷良光・河野義顕・田中喜美 編「技術科の授業を創る」(学文社)
- <オフィスアワー>
- 昼休み・作業教室
- <学生へのメッセージ>
- 加工技能は、一定程度の時間、集中して反復継続しないと身に付きません。中学生は、教師の技能水準を当面の目標にします。自信を持って演示できるようになりましょう。
- <備考>
- ・作業に相応しい服装で、150〜300程度の直定規と筆記用具を持参してください。
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