2011年度工学院大学 第2部情報通信メディア工学科
音響工学(Acoustic Engineering)[2F74]
2単位 島内 末廣 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 聴かせたい音を、より聴き取りやすく聴き手に伝えるための音響処理技術について解説する。聴き手に音を伝える各ステップ(音の収録、伝送・蓄積、再生)において、それぞれ適用される処理の役割と基本原理の習得を目標とする。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.イントロダクション
2.音響信号のディジタル化 3.音響のためのディジタル信号処理(1) 4.音響のためのディジタル信号処理(2) 5.音響伝達モデルと計測 6.音響信号の分析 7.収音処理(1) 8.収音処理(2) 9.再生処理(1) 10.再生処理(2) 11.伝送・蓄積のための処理 12.適応処理(1) 13.適応処理(2) 14.適応処理(3) 15.学習成果の確認(試験)
準備学習: 毎回、講義資料(抜粋版)を事前にポータルサイトにアップするので、 疑問や関心のある部分を整理し、習得すべきポイントを明確にした上で、 講義に臨むこと。 また、講義終了後、補足付きの講義資料を再度アップするので、 期末試験に向けて、よく復習しておくこと。
- <成績評価方法及び水準>
- 原則、期末試験において、60点以上を合格とする。
- <教科書>
- 使用しない。
- <参考書>
- 大賀 寿郎、金田 豊、山崎 芳男 著: 音響システムとディジタル処理(電子情報通信学会)
岩宮 眞一郎 著: 図解入門 よくわかる最新音響の基本と仕組み(秀和システム) 中村健太郎 著: 音のしくみ(ナツメ社) など。
- <オフィスアワー>
- 非常勤講師のため、質問等は、講義前後の時間に、A-1211外来講師室にて受付ける。
講義中の質問も歓迎する。
- <学生へのメッセージ>
- 自身の体験と照らし合せながら、「音」に興味を持って講義を受講して欲しい。
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