2011年度工学院大学 第2部情報通信メディア工学科

プログラミング基礎(Fundamental Programming)[4602]

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2単位
住野 和男 

最終更新日 : 2012/03/09

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
C言語はソフトウエア開発用の標準言語として幅広く用いられている。本講義では、プログラムのサンプルを例示し、その文法を解説しながら授業を進めていき、C言語の基礎知識を積み上げていく。
アルゴリズムを自ら組み立て、プログラミングの際に必要とされるフローチャートが記述でき、それをプログラムにコーディングできるようになる。

<授業計画及び準備学習>
1.アルゴリズムとフローチャート
2.関数とプログラム構造
3.C言語の書式と制御構造(構造化プログラム)
4.変数と定数(データ型とサイズ)
5.データの入・出力
6.算術演算子
7.関係演算子と論理演算子
8.代入演算子と式
9.選択処理
10.反復処理
11.配列(1,2次元)、文字列の処理
12.関数(引数をもつ関数、戻り値をもつ関数)
13.ポインタ
14.構造体
15.学習成果の確認(試験)

準備学習:授業後半に小テストを行い、理解度をチェックする。次回の講義前に返却し、解答説明と復習をおこなう。授業終了時に次回の講義内容を説明するので事前に予習しておくこと。

<成績評価方法及び水準>
出席状況(遅刻・欠席は減点)と小テスト結果(40%)、期末試験(60%)で評価し、60点以上を合格とする。特に出席率は80%以上とし、出席率80%に満たない(欠席3回を超えた者)は履修放棄とみなし、成績評価は行わない。

<教科書>
「学生のための詳細C」 中村隆一著 東京電機大学出版局

<参考書>
「プログラミング言語C」 B.Wカーニハン/D.Mリッチー著 石田晴久訳 共立出版株式会社

<オフィスアワー>
月、火、金 13:00〜17:00 17号館「夢づくり工房」

<学生へのメッセージ>
本講義は、コンピュータの仕組みを意識しながらC言語を学ぶ。授業前に講義内容のプリントを配布し、教科書と併用して授業を進めていく。
諸君はこの講義を通し、アルゴリズムを自ら組み立て、フローチャートが記述でき、それをプログラムに記述することができるようになってほしい。

 

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