2011年度工学院大学 第2部機械システムデザイン学科

機械デザイン(Machine Design)[3G71]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
関谷 重彦 非常勤講師

最終更新日 : 2012/03/09

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
機械を設計するときに必要な、機械を構成する要素や材料などについて、基礎的な技術を学ぶ。
具体的な達成目標は
(1)機械要素の基礎を理解する。
(2)事例研究により設計者・技術者としての検討事項や心構えを学ぶ。

<授業計画及び準備学習>
1.はじめに
  機械の歴史や失敗事例などを振り返り、機械設計者としての心構えを養う。
2.機械要素の設計(教科書「絵ときでわかる機械設計」を中心に進める。)
 1)荷重と応力、安全率や材料などについて、2)締結、3)軸系、4)軸受、5)歯車、
 6)巻き掛け伝達、7)緩衝  など機械要素の基礎を学ぶ。
3.機械設計の課題
  設計と製作の関係、良い設計とは何か、今後の課題などのついて考える。

<成績評価方法及び水準>
原則として期末試験で最終成績を評価し、60点以上の者に単位を認める。ただし、期末試験の点数が60点未満でも、レポート課題の答案が単位認定相当と判断される場合には、最終成績を60点とする。

<教科書>
「絵ときでわかる機械設計」池田 茂・中西佑二共著(オーム社/出版局)本体2400円+税

<参考書>
多数出版されていますが、必要な情報は、プリントを配布します。

<オフィスアワー>
授業終了後、または個別に相談してください。

<学生へのメッセージ>
ものづくりの考え方、心構えなどについて実務で経験した情報も提供して、「よい機械(機械設計)とは何か」を一緒に考えたい。

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2011 Kogakuin University. All Rights Reserved.