2011年度工学院大学 第2部機械システムデザイン学科
機械デザイン(Machine Design)[3G71]
2単位 関谷 重彦 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 機械を設計するときに必要な、機械を構成する要素や材料などについて、基礎的な技術を学ぶ。
具体的な達成目標は (1)機械要素の基礎を理解する。 (2)事例研究により設計者・技術者としての検討事項や心構えを学ぶ。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.はじめに
機械の歴史や失敗事例などを振り返り、機械設計者としての心構えを養う。 2.機械要素の設計(教科書「絵ときでわかる機械設計」を中心に進める。) 1)荷重と応力、安全率や材料などについて、2)締結、3)軸系、4)軸受、5)歯車、 6)巻き掛け伝達、7)緩衝 など機械要素の基礎を学ぶ。 3.機械設計の課題 設計と製作の関係、良い設計とは何か、今後の課題などのついて考える。
- <成績評価方法及び水準>
- 原則として期末試験で最終成績を評価し、60点以上の者に単位を認める。ただし、期末試験の点数が60点未満でも、レポート課題の答案が単位認定相当と判断される場合には、最終成績を60点とする。
- <教科書>
- 「絵ときでわかる機械設計」池田 茂・中西佑二共著(オーム社/出版局)本体2400円+税
- <参考書>
- 多数出版されていますが、必要な情報は、プリントを配布します。
- <オフィスアワー>
- 授業終了後、または個別に相談してください。
- <学生へのメッセージ>
- ものづくりの考え方、心構えなどについて実務で経験した情報も提供して、「よい機械(機械設計)とは何か」を一緒に考えたい。
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2011 Kogakuin University. All Rights Reserved. |
|