2011年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科

ヒューマンエラー(Human Error)[2C18]

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2単位
管村  昇 教授  
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最終更新日 : 2012/03/09

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
我々が日常、安全で安心な生活を送る上で、あらゆる「事故」を回避することがきわめて重要である。しかしながら、「事故」は毎日のように起こっており、その多くは人間に起因するものである。社会が複雑になり、またあらゆるところにコンピュータやネットワークが浸透している現在、ちょっとした人間のミス(ヒューマンエラー)が、大きな影響を及ぼす。本講義では、ヒューマンエラーの基本的なことについて学び、エラーを低減する対策についても講義する。身近な話題を取り上げ、できるだけ具体的に講義する。本講義を通じて、ヒューマンエラー防止と情報デザインの関係を自分なりに考えて欲しい。

<授業計画及び準備学習>
1. ガイダンス(講義内容、シラバス、成績評価など)
2. ヒューマンエラーとは
3. ヒューマンエラーのメカニズム
 予習:ヒューマンエラーについて身近な例を考えておく
 復習:ヒューマンエラーが起こるメカニズムを理解する
4.医療事故とヒューマンエラー
5.交通事故とヒューマンエラー
6.情報システムとヒューマンエラー
 4回から6回まで
 予習:ヒューマンエラーについて分野別の例を考えておく
 復習:ヒューマンエラーについて分野における特徴、背景を理解する
7.ヒューマンエラーの原因(1)人間の基本特性
8.ヒューマンエラーの原因(2)錯誤・失念
9.ヒューマンエラーの原因(3)知識不足と技量不足
10.ヒューマンエラーの原因(4)背後要因・安全文化・組織風土
7回から10回まで
 予習:ヒューマンエラーの生じる原因について考えておく
 復習:ヒューマンエラーが生じる背景について理解する
11.ヒューマンエラーとその対策(1)多層防護
12.ヒューマンエラーとその対策(2)アフォーダンス
13.ヒューマンエラーとその対策(3)4段階のエラー対策
 予習:ヒューマンエラーの対策法について考えておく
 復習:ヒューマンエラーの対策法について理解する
14.ヒューマンエラーの科学がめざすもの
15.学習成果の確認(試験)

<成績評価方法及び水準>
毎回出席を取る。9/14以下は試験の成績に関わらず不合格とする。再試験、追試験は原則行わない。2回のレポート(合計30点)と期末試験(70点)で成績を評価し、総合評点60点以上を合格とする。

<参考書>
ヒューマンエラーの科学 大山 正、丸山 康則編 オーム社
ヒューマンエラー    小松原 明哲 著 丸善株式会社
その他ヒューマンエラー、安全学、失敗学に関しては多数の書籍あり

<オフィスアワー>
質問は講義時間中または講義終了後
新宿校舎 原則午前10時から午後5時(ただし講義、会議の時間帯は除く)

<学生へのメッセージ>
ヒューマンエラーの防止は日常の社会において非常に重要な課題である。身近な問題を中心に講義を進めるので、ぜひ自分の問題として考えてもらいたい。

 

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