2011年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科

現代社会論(On the Contemporary Society)[3503]

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2単位
勝田 由美 准教授  
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最終更新日 : 2012/03/09

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 現代社会の様々な問題に関する基本的な知識を身につけ、またそれに対する自分の意見を的確に表現する訓練をします。今年度は、文化系大学(学部)のビギナー向けテキストを用い、社会学の基礎的な理論を学びます。

<授業計画及び準備学習>
(授業計画)
1 社会学とは
2 近代資本主義社会の成立(マルクス)
3 社会的行為と主観的意味(ウェーバー)
4 実在する共同性(デュルケム)
5 相互作用の形式(ジンメル)
6 社会調査の方法(シカゴ学派)
7 社会構造の一般理論(パーソンズ)
8 日常世界の意味(ゴフマンとガーフィンケル)
9 社会システムの生成(ルーマン)
10 生活世界とコミュニケーション(ハーバーマス)
11 社会的再生産(ブルデュー)
12 社会関係資本とコミュニティ(コールマンとパットナム)
13 社会的につくられる「主体」(フーコーとギデンズ)
14 まとめ
15 学習成果の確認(レポート作成)

(準備学習)
 上記にそって各自が毎回レポートを作成し、授業期間中に最低2回の報告をしていただくこととします。報告資料の作成方法や報告の仕方を学ぶこと、報告に対する質問や討論の方法を学ぶことも、この授業の大切な目的です。
  

 

<成績評価方法及び水準>
 担当箇所について、授業中に指示する課題レポートを次回の授業までに完成させ、そのつど報告する。毎回の授業に主体的に参加したうえで、報告(作成資料の評価を含む。9割)および学期末のレポート(1割)の総合評価が60点以上となった者に単位を認めます。成績評価方法および水準の詳細については第1回目の授業時に説明するので、必ず出席すること。

<教科書>
玉野和志編『ブリッジブック社会学』信山社、2007年

<オフィスアワー>
 新宿校舎  前期 火曜 11時30分〜12時30分、
          水曜 18時〜19時
       後期 月曜 11時30分〜12時30分
          水曜 17時〜18時

<学生へのメッセージ>
 

 

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