2011年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科

プログラミング基礎II(Fundamentals of Programming II)[1480]

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2単位
倉林 有 非常勤講師

最終更新日 : 2012/03/09

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 C 言語により、自分が必要とする計算や処理をコンピュータに行わせるプログラムを、自身で書けるようになるよう、授業を行う。

<授業計画及び準備学習>
1. プログラミング基礎 I のおさらい
2. do 〜 while: 繰返し方 (3)
3. switch: 場合分けによる分岐
4. 標準関数: 予め用意された処理のまとまりの利用
5. ファイルを操る
6. コマンドライン引数: プログラムの外部から内部へ情報を渡す
7. 関数: 処理のまとまりに名前を付け、利用する
8. スコープ: 名前が付けられたものの有効範囲
9. 構造体: 異なる種類のものを一まとめに扱う
10. 構造体の利用
11. ポインタ: アドレスの入れ物
12. ポインタを使いこなす
13. いろいろなポインタ
14. すべてのおさらい
15. 期末試験

<成績評価方法及び水準>
 期末試験 (60%)、提出課題 (40%)。

<教科書>
山田 和夫, "基礎からのC," ソフトバンククリエイティブ株式会社, 東京, 2008.

<参考書>
3, Samuel P. Harbison 他, "S・P・ハービソン3世とG・L・スティール・ジュニアのCリファレンスマニュアル," 株式会社エスアイビー・アクセス, 東京, 2008.

<オフィスアワー>
 基本的に、私の授業後すぐであれば、私が担当するいずれの科目でも対応する。

<学生へのメッセージ>
 まず、関連科目である「プログラミング基礎演習 II」でも、連動した講義を行うことで、授業時間の不足を補う予定なので、そのつもりでいてほしい。

 また、各回の準備学習として、前回分の復習を行うことを求める。なぜならば、適度に頻繁に学習を行うことが、習得への最も確実で楽な道だからである。

<備考>
 参考書は、上級者向きの書籍である。授業の内容が退屈に感じる人がいるならば、一度手にとって見てほしい。

 

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