2011年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科

プログラミング基礎I(Fundamentals of Programming I)[1478]

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2単位
倉林 有 非常勤講師

最終更新日 : 2012/03/09

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 C 言語により、条件分岐と繰り返し制御を利用し、ごく簡単な計算や処理をコンピュータに行わせるプログラムを、各自で書けるようになるよう、授業を行う。

<授業計画及び準備学習>
1. プログラミングの準備
2. プログラミングからプログラムの実行まで
3. printf 関数: 画面に任意の文字を表示する
4. 変数: 値の入れ物、その使い方
5. 型: データの種類
6. 配列: 同じ種類のデータを一まとめに扱う
7. 文字列: 文字の連なりと、その扱い方
8. 演算子: 処理のための記号
9. 演算子の優先順位と結合規則: 足算と掛算、どちらが先?
10. 配列の次元: x 軸だけじゃ、不便だよね?
11. 条件判断による分岐
12. 高度な条件判断
13. while: 繰返し方 (1)
14. for: 繰返し方 (2)
15. 期末試験

<成績評価方法及び水準>
 期末試験 (60%)、提出課題 (40%)。

<教科書>
山田 和夫, "基礎からのC," ソフトバンククリエイティブ株式会社, 東京, 2008.

<参考書>
3, Samuel P. Harbison 他, "S・P・ハービソン3世とG・L・スティール・ジュニアのCリファレンスマニュアル," 株式会社エスアイビー・アクセス, 東京, 2008.

<オフィスアワー>
 基本的に、私の授業後すぐであれば、私が担当するいずれの科目でも対応する。

<学生へのメッセージ>
 まず、関連科目である「プログラミング基礎演習 I」でも、連動した講義を行うことで、授業時間の不足を補う予定なので、そのつもりでいてほしい。

 ところで、C 言語習得の鍵は、他の科目同様、「やる気」である。やる気さえ保てれば、ほとんどの人が C 言語を使いこなせるようになることを信じてほしい。

 また、各回の準備学習として、前回分の復習を行うことを求める。なぜならば、適度に頻繁に学習を行うことが、習得への最も確実で楽な道だからである。

<備考>
 参考書は、上級者向きの書籍である。授業の内容が退屈に感じる人がいるならば、一度手にとって見てほしい。

 

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