2011年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科
○プログラミング基礎I(Fundamentals of Programming I)[1478]
2単位 倉林 有 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- C 言語により、条件分岐と繰り返し制御を利用し、ごく簡単な計算や処理をコンピュータに行わせるプログラムを、各自で書けるようになるよう、授業を行う。
- <授業計画及び準備学習>
- 1. プログラミングの準備
2. プログラミングからプログラムの実行まで 3. printf 関数: 画面に任意の文字を表示する 4. 変数: 値の入れ物、その使い方 5. 型: データの種類 6. 配列: 同じ種類のデータを一まとめに扱う 7. 文字列: 文字の連なりと、その扱い方 8. 演算子: 処理のための記号 9. 演算子の優先順位と結合規則: 足算と掛算、どちらが先? 10. 配列の次元: x 軸だけじゃ、不便だよね? 11. 条件判断による分岐 12. 高度な条件判断 13. while: 繰返し方 (1) 14. for: 繰返し方 (2) 15. 期末試験
- <成績評価方法及び水準>
- 期末試験 (60%)、提出課題 (40%)。
- <教科書>
- 山田 和夫, "基礎からのC," ソフトバンククリエイティブ株式会社, 東京, 2008.
- <参考書>
- 3, Samuel P. Harbison 他, "S・P・ハービソン3世とG・L・スティール・ジュニアのCリファレンスマニュアル," 株式会社エスアイビー・アクセス, 東京, 2008.
- <オフィスアワー>
- 基本的に、私の授業後すぐであれば、私が担当するいずれの科目でも対応する。
- <学生へのメッセージ>
- まず、関連科目である「プログラミング基礎演習 I」でも、連動した講義を行うことで、授業時間の不足を補う予定なので、そのつもりでいてほしい。
ところで、C 言語習得の鍵は、他の科目同様、「やる気」である。やる気さえ保てれば、ほとんどの人が C 言語を使いこなせるようになることを信じてほしい。
また、各回の準備学習として、前回分の復習を行うことを求める。なぜならば、適度に頻繁に学習を行うことが、習得への最も確実で楽な道だからである。
- <備考>
- 参考書は、上級者向きの書籍である。授業の内容が退屈に感じる人がいるならば、一度手にとって見てほしい。
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