2011年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科

情報処理概論及演習(Fundamental Information Processing and Exercise)[5224]

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3単位
辻 敏之 非常勤講師

最終更新日 : 2012/03/09

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
前半はコンピュータリテラシーについて講義と演習を行う。情報処理の基礎的な概念や情報倫理について理解し,基本ソフトウェアと応用ソフトウェアの実践的演習を通して、コンピュータを身近な道具としてある程度まで使えるようになることをめざす。
後半はプログラミングの基礎的な内容について講義と演習を行う。プログラミングにより実現できるコンピュータの活用方法について多くの例題を通じて学ぶ。与えられたプログラムの処理の流れを読み取り理解すること、やさしい問題をプログラミングにより処理できることを目標とする。

<授業計画及び準備学習>
前期
1. 授業のガイダンス、IDとパスワード、Windowsの基本操作
2. 情報の検索と利用、演習
3. 電子メールの利用
4. 日本語入力の仕組みとワープロWordの基本操作、各種機能と演習
5. 表計算ソフトウェアExcelの基本操作、各種機能と演習 1
6. 表計算ソフトウェアExcelの各種機能と演習 2
7. プレゼンテーション 1
8. プレゼンテーション 2
9. Webページ制作
10. Webページ制作の演習
11. 文書処理システムLaTeX 1
12. 文書処理システムLaTeX 2
13. コンピュータのハードウェア
14. コンピュータのソフトウェアとネットワーク
15. 定期試験

後期
1. Excel VBAの基本操作、変数の種類
2. 四則演算
3. 条件判断文
4. 繰り返し文による反復処理 1
5. 繰り返し文による反復処理 2
6. Subプロシージャ
7. Functionプロシージャ
8. 課題演習
9. 配列
10. ワークシート(セル)の利用
11. 再帰呼び出しによる反復処理
12. 文字列の処理と暗号
13. 構造体(ユーザ定義型)
14. ソーティング(整列)
15. 定期試験

<成績評価方法及び水準>
定期試験の平均点(40点満点)と演習評価(60点満点)の合計点を成績評価点とします。
定期試験は、前期末・後期末に一回ずつ合計2回実施します。どちらか一回でも未受験であった場合は受講放棄と判断されるので、注意すること。
演習評価は提出課題の完成度を数値化したものと、毎回の授業への出席状況をあわせて評価します。

<教科書>
前期:「情報処理の基礎と演習 第2版」工学院大学情報基礎教育運営委員会、共立出版
後期:「Excel環境におけるVisualBasicプログラミング 第2版」加藤 潔 著、共立出版

<オフィスアワー>
授業終了時または電子メールでアポイントメントを取ること

<学生へのメッセージ>
指定の教科書を演習書として利用します。一人一冊ずつ必ず毎回持参してください。他の学生の教科書を見せてもらう行為は、相手に迷惑となるので禁止しています。
前期はいろいろなソフトウェアを紹介していきます。本学のコンピュータ環境を「ひと通り使えるようになった」と言えるよう、休まず出席してください。
後期は主にプログラミングを扱うので、ただ授業に出席しているだけではなにもなりません。「理解できるまで自分で考える・自分の手を動かして調べ、プログラミングする・わからないことは必ずその場で質問する」という姿勢で臨んでください。
質問は歓迎します。

 

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